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2011年12月30日 (金)

よくわからならないまま歳出削減を重視する主張をする学者や評論家の意見に頷きながら、勝手に社会保障費は聖域だと思い込んでいる多くの人

kechackさんの少し前のエントリ。

http://d.hatena.ne.jp/kechack/20111219なぜ「消費税を上げる前に、徹底した財出削減をしろ」と主張するのか

>「消費税を上げる前に、徹底した財出削減をしろ」と言っている人たちは何を考えてそれを言っているのであろうか?・・・

>後は、「歳出削減」部分を都合よく解釈している人たちである。どうも「公共事業」「公務員人件費」等は悪い歳出だから削減しろ、「社会保障」は削減するなといった具合に良い歳出と悪い歳出に自分流に色分けをしている人がいる。その線引きには明確な根拠がないので、その人の職業だったり、都市在住か地方在住かと言った生活環境による利害の差だったりする。しかし、学者や評論家の世界では、歳出削減を重視する人はあらゆる歳出削減を求め、特に伸び率の最も大きい社会保障費の抑制が本丸だと考えている人が多い。多くの人はよくわからならないまま歳出削減を重視する主張をする学者や評論家の意見に頷きながら、勝手に社会保障費は聖域だと思い込んでいるのではないか。(実際に小泉改革を支持しながら、社会保障費が削減されると知った途端怒り出す人は多かった。)

表層的なマスコミが読者視聴者に想定しているのは、まさにこういう人々なのでしょうね。

こういう意味からすると、池田信夫氏のように、社会保障こそがムダの根源、社会保障費こそをぶった切れ!と断言してくれる人の方が有り難い。どっちを採るかということが明確な形で示される。

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コメント

社会保障は充実させるが他の分野では簡素な政府を目指す、というのは国民を説得するための論理としては一理あるでしょう。しかし「無駄の排除が先」という一見もっともな論理が、実際は負担増という受け入れたくない事実を回避する言い訳として使われてきた。それが大平元首相の売上税導入の失敗以来30年も続いた結果、財政も社会保障も壊滅寸前の状態になってしまった歴史をみれば、財政を破綻させる悪魔の論理としか思えません。
情けないことに医師にも負担増の前に公務員給与の削減が先、などとのたまう輩がいます。こいつら馬鹿なんじゃないか、公務員への嫉妬、憎しみは容易に医師への嫉妬、憎しみに変化するし、公務員の給与が大幅に削減される状況では診療報酬も大幅に削減されているか混合診療が全面的に導入されているよ、と思ってしまいます。

濱口先生、今年はじめよりブログを読み始め、様々な知識だけではなく世の中をリアルにみつめ、現状維持の重力に囚われることなく一歩一歩着実な解決策を提案していく姿勢には大変勉強になりました。来年もよろしくおねがいします。

http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52515270.html

これが”増税するなら公務員は身を切れ”ほぼ一色に染まった
現代日本のエスノグラフィというかスケッチ

”消費税が上がると税収が増えてしまい、社会保障の抑制や公共事業の削減のムードに水が差されかねないので、消費税を上げる前に歳出削減ムードももう一回盛り上げたい財政当局の思う壺ではないのか?”

前半の陰謀論も味わい深いですね

>しかし「無駄の排除が先」という一見もっともな論理が、実際は負担増という受け入れたくない事実を回避する言い訳として使われてきた。

なにかと物議を醸す橋下市長ですが、彼の人が首長になるだけで職員の賃金の切り下げがあっさりと実現してしまうんですよ。この事実を見るに、むしろ、公務員の賃金の切り下げ反対論者の方こそ、賃金の切り下げという受け入れたくない事実を回避する言い訳をしているように感じます。

>くまさん様
>なにかと物議を醸す橋下市長ですが、彼の人が首長になるだけで職員の賃金の切り下げがあっさりと実現してしまうんですよ。

まだ「下げる」と言っているだけで、実際には何も行われていませんね。
これから議会と労組に根回しをした上で条例を可決させねばならず、実際の切り下げが「いつ・どの程度」になるかは何も決まっていません。評価を下すには尚早に過ぎるかと存じます。

まあ、民間企業や府職員の給与水準とどう折り合いを付けるかetc.はこれからの課題ですので、とても「あっさり実現」するとは思えないのですが……まだ1月5日ですし、色々とおめでたい方もいらっしゃるんですかね。

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