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2011年12月21日 (水)

職場から始めよう運動@連合

連合が去る12月13日に、「職場から始めよう運動」シンポジウムを開催したそうです。

http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/rengonews/2011/20111220_1324372292.html

>非正規労働者の組織化や処遇改善などに、できることから一つずつ取り組んでいこうという「職場から始めよう運動」は、3年目を迎える。本シンポジウムは、その意義や課題を改めて確認し、取り組みを促進することを目的に開催した。

 開会に当たり主催者挨拶に立った南雲事務局長は、「非正規労働者の課題については、構成組織・単組が集団的労使関係にもとづいて地道に着実に成果をあげることを期待している。非正規労働者のために何かするというのではなく、自らの職場の問題として団結することが必要」と述べた。

こういう発想が徐々にでも浸透していくことを願いたいと思います。Shijoubannou

いまから4年前に、連合総研のシンポジウムでこういうことを語ったことを思うと、いろいろ思うところがあります。

http://rengo-soken.or.jp/report_db/file/1245640669_a.pdf

>濱口/私は徹底して世俗的にお話をしたいと思います。宮本さんからは、職場を超えたコミュニティというテーマをいただいたのですが、むしろ逆に、職場のコミュニティを再建すべきではないかというお話をしたいと思います。

なぜ世俗に徹するかというと、本日のような会合で、あまりにも高邁で美しい話を聞くと、これは徳の高い高僧のお説教を聞いているのと同じで、たいへん素晴らしい話を伺いました、ありがとうございました、では現実に返りましょうということになってしまうのですね。ですから、私はもっと現実的な、生々しい話をしたいと思います。

パートだから先にクビでいいのか これはフロアからいただいた質問ともかかわります。私が先ほど正社員の解雇規制の問題を取り上げたことについて、それは労働ビッグバン論者の言っていることと同じではないかという質問がおそらく出るだろうと思いましたが、案の定ご質問をいただきました。結論的には、私の主張は労働ビッグバン論者とかなり近いところにあります。

ただし、ここで考えていただきたいのは、職場のコミュニティ、職場の連帯というときに、それはどの範囲の労働者までを想定しているのか、ということなのです。解雇規制を議論するときにも、同じ職場にいるパートさんのクビのことまで考えてその議論をしているのでしょうか、ということです。この点を捨象して、どこか遠くにあるコミュニティの話̶本当はコミュニティというのは遠くにあるはずはないのですが̶にしてしまってはいけない。

いま必要なのは、むしろある意味で空洞化しつつある職場のコミュニティ感覚、連帯感覚をもう一度復活させること、そこにいる一人ひとりを組み込むような形での連帯をつくり出していくことだと思います。この問題には様々な側面があると思います。例えば、報酬をどのように分け合っていくかということもあるでしょうし、場合によっては、会社経営が厳しくなったときに、だれがその不利益を受けるのかということも問われるでしょう。「あなたはパートなんだから当然先にクビになっていい」ということで、本当によいのだろうか、ということです。このように、一人ひとりの利害状況を考えた上で、誰も排除することなく、「ひとりはみんなのため、みんなはひとりのため」という原理に基づく問題解決をめざしていくという感覚、すなわち包括的・普遍的な連帯感覚の再構築が必要ではないかと思うのです。

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