親会社の株主が子会社を追及できるんなら・・・
東京新聞の記事を読んで、ふと感じたことですが、
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011112301001945.html(親会社株主、子会社も追及可能に 会社法の改正原案)
>法制審議会(法相の諮問機関)が検討している会社法見直しの原案が23日、分かった。親会社の株主が子会社の取締役の責任も追及できるようにする「多重代表訴訟制度」の導入や、社外取締役の独立性の向上が柱。オリンパスや大王製紙など上場企業の不祥事が相次いでいることから、企業統治を強化し、経営の健全性を高める。
親会社に比べ財務や業績を把握しづらい子会社の経営陣に訴訟リスクを負わせることで、子会社を活用した不正を防ぎ、経営の規律を強化する。
法制審は12月中旬に中間案を取りまとめ、パブリックコメント(意見公募)を実施。政府、民主党は会社法の大幅改正を検討する。
いや、不祥事を起こしているのは、子会社じゃなくて親会社の経営者の方じゃないの?という突っ込みは、今どき誰でもいうことなのでおいといて、
法律上は別の会社とはいいながら、親会社の株主が子会社の経営者を追及できるようにするというのなら、
法律上は別の会社とはいいながら、子会社の労働者が親会社の経営者を追及できるようにしてもいいのではないですか?という突っ込みを誰かしてもよさそうな気がしますね。
« 『契約社員の就業実態―個人ヒアリング調査から―』 | トップページ | メンバーシップ型雇用社会における協同組合のポジショニング »
« 『契約社員の就業実態―個人ヒアリング調査から―』 | トップページ | メンバーシップ型雇用社会における協同組合のポジショニング »
コメント