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2011年10月11日 (火)

この矛盾に気がつかない?

一方で、年金支給開始年齢を70歳に引き上げなければいけないかも・・・というニュースに対しては、

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1669027.html(痛いニュース(ノ∀`) : 年金支給開始年齢、70歳まで引き上げへ - ライブドアブログ)

>51 :名無しさん@涙目です。(京都府):2011/10/09(日) 06:56:11.03 ID:SSlN0Hoi0
60歳から70歳の間はどうやって暮らすの?

>53 :名無しさん@涙目です。(福岡県):2011/10/09(日) 06:56:20.96 ID:CDW/YviK0
じゃあそれにともなって定年も70歳まで引き上げろよ、馬鹿かよ

と、過激な中にもそれなりにまっとうな意見が示されるのに、

65歳までの継続雇用を義務化する検討が始まったニュースに対しては、

http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20110913#p1

>7 :名無しさん@12周年:2011/09/13 (火) 00:40:27.09 ID:EXCIf77S0
また高齢者優遇・・・

>186:名無しさん@12周年:2011/09/13(火) 01:17:41.18 ID:xTbu3dBn0
若者は死ね、失業しろ、就職すんなという熱い思いをいただいたww

という反応になるのですね。いや、もちろん同一人物が書いているというわけではないですが、この手のニュースへの典型的な「2ちゃんねる」風というか「ワカモノ」風の反応が、その反応の間の矛盾に気がついていないのかなあ、というだけのことなのですが。

その昔年金制度ができたときの平均寿命よりも20年以上も長寿になって、たくさんの老人たちを(昔の運良く生き残った数少ない老人たちと同様に)数少ない現役世代が稼ぐ年金保険料で養い続けることが不可能であるという、イデオロギーとは関係のない目の前の現実に、どのように対処することがリアルに可能であるか?という至極簡単な問いなのですが。

年寄りたちが「儂の昔払った年金じゃ、儂がもらうのは当然じゃ」という事実に反する虚偽意識に基づいて語るのはある意味でやむを得ない面もありますが、ワカモノたちが、そういう虚偽の金融的年金イデオロギーに振り回されているのを見るのは、哀れみを覚えます。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-f770.html

>だから、「儂の昔払った年金じゃ、儂がもらうのは当然じゃ」と間違った思い込みを振りかざす老人たちをなだめすかしながら、老人たちにも働いてもらい、払う年金をできるだけ少なくしていくしか、このアポリアを解決する道はないのですよ。

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コメント

いや、別に矛盾してませんよ。若者は、老人に生きていて欲しいと思っていません。「黙って飢えて死ね」と言っているだけなのです。

自分が老人になったときにも黙って飢えて死ぬ覚悟があって言っているならば、立派な態度と言えましょう。

黙って飢えて死ぬ「ひと」と自分は違うと思っているとすれば、多くの場合、しっぺ返しを受けますけど。

>若者は死ね、失業しろ、就職すんなという熱い思いをいただいたww

要は、就職もできず、年金すら払うことが覚束ない若者が大勢いるわけです。
そのような人が年金のことまで考えを及ぼすでしょうか?
60歳以降の心配をしているコメントと、就職への影響を心配をしているコメント、前者は恐らく定職に就き定年までの見通しが利く人、後者は就職がままならず5年後すら想像もつかない人かもしれない。年金などは就職できた後に初めて心配するものでしょう。
この全く違う段階の話を一括りにして矛盾だとおっしゃるのはいかにも乱暴な気がします。

もし、年金が払えないほど貧乏なのに年金の心配をしている若者を見つけたら、今度はさぞかし「取らぬ狸の皮算用」などという題でブログをお書きになるのでしょうな。

>ラインバッカー様
>前者は恐らく定職に就き定年までの見通しが利く人、

何を根拠にそんな思い込みをなさっているのやら(笑)。前者も後者も、「現状はかくかくしかじか」と説明すれば、小学生でも気付くレベルの話でしょうに。

強いて言うなら、義務教育の場において「税」や「年金」に関する教育が全く行き届いていないことに淵源がある、それだけのことです。御自分の不勉強を他人の所為になさってはいけません。

エントリの内容について、至極納得しました。

確かに、両者の意見の立脚する処は全然違うだろうから、同列に扱って「矛盾がある」というのは、正しいと思う。

しかし、法令(政策・制度)を考えるときには、『立脚点の異なる複数の意見を、一つの土俵の上で同列に扱って考え、方針を決めていく』必要があるし、そうした視点はある意味で必須になる。

そういう視点からすると、「立脚する処は全然違うが、全体を一つの土俵の上にのせると、明らかに矛盾する。両者の望むところを全てかなえることは出来ない。さてどうしたものか?」という思考様式は、当然すぎるほどに当然でしょう。

全体の奉仕者であろうとすると、こういう思考様式が必要となるだろうし、全体を見渡しての制度論を考える研究者の先生だって同じだろう。立脚点の異なる複数人が書いたコメントだと言うことは、想定した上でエントリを書いておられるのだから。

>ご冗談を様

>「現状はかくかくしかじか」と説明すれば、小学生でも気付くレベルの話

全くラインバッカーさんの話を理解しておられないようですね

年金が払えない若者が増えれば年金制度自体が崩壊するということこそ小学生でもわかる話なのに、教育とか…笑

年金制度が信用されていない(崩壊寸前)という問題があると思います。現状のままでは年金制度は破綻する、または破綻まで行かなかったとしても、払った額が返ってこない(=個人年金の方がマシ)と思われているので、制度存続のためには現在の支給される側すなわち高齢者に負担を強いるのが当然と思われているのではないでしょうか。いざ自分たちが受給者の側になったタイミングで年金システムが完全に破綻すれば踏んだり蹴ったりなのですから。

さらに、「高齢者が金を持っている」という統計が、高齢者に負担を押し付けても良いという考え方のエクスキューズになっているのでしょう。統計的にはそうであっても、現実には年金だけでは生活が成り立たず老骨にムチを打って働くような高齢者もいるわけですが、そういった存在は見えていない、あるいは、あえて目を逸らしているのでしょう。

そう考えれば、ATMさんの一見乱暴な分析が、実は的を射ているのではないかと感じられます。

世代間格差を語る時にも、世代内格差の存在は忘れないようにしないと
多分世代内格差も大きい気がしますね
(自戒)

>いや、別に矛盾してませんよ。若者は、老人に生きていて欲しいと思っていません。「黙って飢えて死ね」と言っているだけなのです。

なるほど、楢山節考の世界を現実にしろということですね。濱口先生も指摘しているように、自身が70歳になったら姥捨てを受け入れるという事実を十分に検討し、その覚悟を持ったうえで発言しているのなら、たいしたものです。
そもそも年金は高齢世代への仕送りの社会化であり、仕送り側(労働人口、経済状況)、受け取り側(老齢人口)によって制度が規定されてくる。だから少子化対策、経済対策こそが年金制度を守る要であり、それがうまく言っていない現状ではどのような政権でも支給開始年齢引き上げ、給付水準引き下げといった国民に痛みを強いる話をせざるを得ない。全うな良識があれば老齢人口=高齢化が問題とは口が裂けても言わないものですが。
「既得権益」(官僚、公務員、高齢者…)を叩き潰せば自身に浮かぶ瀬があると信じ込んでいて、自身に「改革」の結果が返ってくることには思いもしない、ネットでよくみかける思考の典型ですね。

>あ様
>年金が払えない若者が増えれば年金制度自体が崩壊するということこそ小学生でもわかる話なのに、教育とか…笑

そこで何故「笑」なんですか? 私が問題視しているのは、「本来なら小学生にも理解させられる程度の話を、教育現場で行ってこなかったこと」なのですが。

ラインバッカー様は「定年までの見通しが」云々とまるで無根拠な憶測を述べておられましたが、そんな連中でもネットに繋いで書き込みをしているわけで、年金制度の何が問題なのか、その気になればネット上で幾らでも情報を得られるはずです。
それを怠っておきながら、根本的に履き違えた浅薄なコメントを垂れ流している様には、私としては哀れみ以外の何も感じませんね。無論、あ様に対しても、ですが。

http://agora-web.jp/archives/1391704.html

フランスだと早くリタイヤしたい人ばっかりで困る、的な、hamachan氏のヨーロッパ型の福祉における一側面(問題点)を日本にも敷衍するとこうなるというやつですね

これはこれでひとつの見識である、だが、ではどうする?という

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