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2011年9月22日 (木)

タカラジェンヌの労働者性

POSSE川村さんのつぶやきから、

http://twitter.com/#!/kwmr_posse/status/116688828697280513

>【宝塚女優 手売りでチケットノルマを達成できずクビになる】 http://goo.gl/mDvc8 勝手に実力勝負なイメージでしたが、それだけでもないんですね。記事からは宝塚女優が契約上「個人事業主」かどうか不明ですが、少し気になりました。

これは、「女性セブン」2011年9月29日・10月6日号の記事ですね。なかなか普通は読まない雑誌ですが、大変興味深い内容が書かれています。

http://www.news-postseven.com/archives/20110922_31197.html

>華やかで美しく心ときめく、日本を代表する歌劇団、宝塚。しかし、近年はその人気に陰りが差し、空席が目立つようになっており、タカラジェンヌたちもこれまでにない苦労を強いられている。いったい何が起きているのか。

 元タカラジェンヌのA子さんは、トップスターや2番手ではないが、所属組での公演では、重要な役が与えられ、ファンも少なくなかった。

 宝塚にはこんなタレント契約がある。劇団員は宝塚音楽学校に2年間通った後、歌劇団に入団。最初は阪急電鉄の社員扱いだが、6年目にタレント契約を結び、以後毎年更新されるというもの。

 A子さんはその契約の際に、“クビ”をいい渡され、今年退団した

この「タレント契約」ってのが、個人請負だということになっているのでしょうね。

>「私は劇団側からタレントとしての契約をしないといわれ、退団を余儀なくされました。理由は明確にはいってくれません。思い当たるのは、さばけるチケット枚数が少なかったことだけです」(A子さん)

 A子さんによれば、明確なノルマはないものの、劇団員が公演のたびに一定枚数のチケットをさばかないといけない暗黙のルールがあるという。もちろん、そんなルールは「プラチナチケット」などという時代には必要なかったことだ。

「宝塚という世界で上に行くためには、容姿や人気だけでなく、チケット販売の実績も重要なんです。劇団側がノルマを直接的に強いることはありませんが、トップだったら1公演最低200枚だとか、2番手3番手は150枚、4番手5番手は100枚というように、実質的なノルマがあるんです」(A子さん)

うぎゃぁ、チケットのノルマが達成できないと「タレント契約」打切りですか。

これは、古川弁護士には申し訳ないですが(笑)、歌のオーディションでダメ出しされた新国立劇場のオペラ歌手の人よりもずっと問題じゃないですか。

売り上げノルマ達成できないからクビなんて、まあ個別紛争事例にはいくつかありますけど、阪急も相当にブラックじゃないか。これはやはり、日本音楽家ユニオン宝塚分会を結成して、タカラジェンヌ裁判で労働者性を争って欲しい一件です。

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コメント

阪急電鉄がブラック企業の最たる一つてある事は、系列の阪急トラベルサポートの事件からしても伺い知れますし、宝塚歌劇団のシステム自体が元から人材使い捨てのシステムですから、売上落ちたらこういう真似に出るのもさもありなん、というか実は昔からこういうやり口をとってきたのを全く改めてこなかったのだろうなという感じがします。
数年前に株式買収問題がきっかけに合併した阪神電鉄の主要副業たる阪神タイガースのやる事も、どう見ても人材使い捨てにしか見えないのですが、類は友を呼ぶと言いますか。阪急の大衆娯楽別動隊とも言うべき東宝のやってきた事も、ロクなものじゃないですからねぇ。
結局、阪急阪神は今までマスメディアや一部の識者による阪急・東宝創業者小林一三や阪神球団への「好意」を巧妙に利用したイメージ戦略が功を奏した事もあり、本当に糺されるべき部分は看過されてきたのでしょう。その事が引き起こしているあの企業体の闇の一つが、このタカラジェンヌのチケット売上ノルマの件なのです。

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