本日の拙著書評
本日も何人かの方々から拙著『日本の雇用と労働法』の書評を頂きました。
http://d.hatena.ne.jp/t1mannen/20110927/1317071749(職業訓練雑感 田中萬年の新ブログ)
>今回、改めて目次を見ていて気付いたのは最後に[COFFEE BREAKE]があり、興味深い13項目が本書の要所々々に配置されている事です。その中で私も関心が有り、講義でも紹介した標記の「学歴詐称」がありました。
「学歴詐称」のページを開くと、学歴詐称は何処の国にもあるが、ジョブ型社会の他の国にはない日本独自の学歴詐称は、学歴の高い者が低いとして就職して問題になることだということです。その判例が平成3年に出た事が紹介されています。
http://ameblo.jp/monozukuri-service/entry-11030028735.html(雇用維新 ~派遣?請負?アウトソーシング?民法と事業法の狭間でもがく社長の愚痴ログ)
>まだパラパラと読んだ程度ですが、さすがにhamachan先生!と唸りたくなるようなところが随所に見受けられます。
この国の労働法制と現実の労働社会の関係を、その歴史的経緯や背景なども追いながら、理解しやすく纏められて、まさに欲張りな本だと感じます。
しかしながら、入門書とは書いてありますが、実はしっかりと理解するには、それなりに知識もなければ苦しいのではないかな…とも感じました。
http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20110927/p1(インタラクティヴ読書ノート別館の別館)
>一般向け新書の労働法入門としてはこちらの方がわかりやすいかも。日本の雇用社会全体についての著者のパースペクティブが明快に示されたうえで、それとすり合わせる形で労働法の解説がされているから。
ありがとうございます。
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