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2011年9月 3日 (土)

「アレな人たち」の絶対矛盾的3原則

いつも絶妙なエッセイで笑わせていただいている常夏島日記の中の人ですが、今回も、

http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20110902/p1(政治主導と、ある種の人々が官僚に期待するもの)

ポテト・ニョッキさん、「文部科学省の前を通ったら、「朝鮮学校への高校無償化はんたーい」とか叫んでいるアレな人たちがいたんです」が、その人たちの主張というのが、

>1.文部科学省の公務員は公僕なのだから、国民の奴隷として、国民世論の言うことを聞け、具体的には朝鮮学校に俺たち日本人が払った税金を交付するな

2.やめる間際に朝鮮学校への高校無償化を検討すると言った菅直人はけしからん

3.政治家が無体なことを言っても、それに反対する国士の公務員たれ、君たちエリートだろ

わはは、と笑うかわりに、これら3つの主張を論理的に解析すると、

>1.自分たちの意見こそが民意

2.現在の政権当局者は、選挙で選ばれた国会が認めた政権であるが、民意を負っていない

3.公務員は、国民の奴隷であるがゆえに、民意を負っていない政治家には反逆すべき

これを見て、

>…めちゃくちゃ都合がいい前提ですね

と思うのは、誰もがそう思うでしょうが、こういう風に一般的な形にすると、こういうアレな人たちだけでなく、あの人たちもこの人たちも、本質的には同じロジックを使っているなあ、というのがありありと見えてきます。

>でも、アレな人たちの朝鮮学校の高校無償化反対という主張を前にするとこの前提が馬鹿馬鹿しく見える人であっても、自分の利害がかかっていること、具体的には増税とか特定分野への補助金の廃止とか電力会社のなんとやらとかリフレーションのあれこれとかの話になると、かなり知性的理性的な人でも、上記の囲み内の前提を振りかざすヒトって意外に多いと思うのです。古賀茂明氏に対するシンパシーを言明する人にも同じような臭いが感じられます。

俺様の意見こそが国民の意見なので、真の公僕たる公務員は個々に俺様の意見に従えと。そのために政治主導ってことになってんだろ現在。ところで、政治家は時々へんなことを色々言うが、それに反対してこそ公僕の良識ってモンじゃないのか、きみたちエリートだろ。

これはあまりにも虫が良すぎるような気がするのですが気のせいでしょうか。そういう無体なことを官僚に期待して、官僚がその無体な要求をそこそここなしている限り、君らが言う官僚主導の政治は変わらないんだよボケ。まあ私は別に官僚主導を変えるべきと思っている人のようには、官僚主導を変えるべきとかとは思っていませんが。

しかし、残念ながら、こういう冷静な文章を読んで、我が身を振り返るような自分への真摯さのあるような人は、そもそもネット上で「アレ」な言葉を振りまいたりしてないのでしょうね。

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コメント

引用&講評ありがとうございます。

といいつつ、お恥ずかしいのは、実は私もネット上ではアレな言論をさんざん振りまいてきた&振りまいている(現在進行形)だと思うので、所詮他人のふりをみて我が振りはなおらないものだと思っています。

向こうさんのコメント欄にも、いつも沸いてるアレですね…

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