『新しい労働社会』第6刷
おかげさまで、拙著『新しい労働社会 雇用システムの再構築へ』(岩波新書)の第6刷が今日届きました。奥付けでは、明日9月5日の発行です。
この2年ちょっとの間、本書に興味を持ち、お買い求め頂く方が絶えることなく続いてきたことには、心より御礼を申し上げます。
昨今は新書本といえども出版時に一時売れればあとは忘れ去られるものが多いだけに、読者の皆さまのご愛顧には感謝の気持ちでいっぱいです。
お買い求め頂くだけの値打ちのある書物であったと少しばかり自負しても罰は当たらないのではないでしょうか。
岩波新書からは今月、水町勇一郎さんの『労働法入門』が刊行されると聞いております。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/5/4313290.html
>日本の労働法は,どのような理念と特徴をもつものなのか.深刻な問題に直面している労働者たちに,どう役立つのか.採用・人事・解雇・賃金・労働時間・休暇・雇用差別・労働組合・労働紛争などの基礎知識をはじめ,欧米との比較や近年の新しい動きも満載.労働法の全体像をやさしく説き明かす,社会人のための入門書.
わたくしも参加した『労働法改革』などで示された水町哲学が、わかりやすく語られていることと思います。
さらに、またまた宣伝になって恐縮ですが、今月にはわたくしの新著『日本の雇用と労働法』(日経文庫)も刊行されます。
http://www.nikkeibook.com/book_detail/11248/
>日本の雇用と労働法
1,050円(税込) 新書判 並製 232 ページ
>日本型雇用の特徴や、労働法制とその運用の実態、労使関係や非正規労働者の問題など、人事・労務関連を中心に、働くすべての人が知っておきたい知識を解説。過去の経緯、実態、これからの課題をバランスよく説明。
>著者は労働法や、人事労務の世界で、実務家・研究者から高い評価を受ける気鋭の論客です。
だそうです。
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