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2011年8月11日 (木)

正論欄にこれぞ正論 猪木武徳氏

産経新聞の正論は、時折ほんとうの正論を載せることがありますが、本日の猪木武徳氏の正論は、久しぶりに言葉の正確な意味での正論が充満しています。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110811/dst11081103380003-n1.htm

>あの悲劇に言葉を失うだけではなく、これまでのわれわれの政治姿勢を徹底的に反省し、国民一人ひとりが応分の経済的負担をしつつ連帯感を強める以外に真の再生はあり得ないのではないか。

>・・・一つは、「政治主導」を強く打ち出した近年の日本政治が規制緩和、自己責任、小さな政府といった論点に関心を集中させてきたことである。「公益」は二の次で、まず「私益」を守りその拡大を政治の根本課題と考えてきた。大地震の襲来は、人と人が時に支えあわねば生きていけないという「共同体意識」を改めてわれわれに自覚させたのではなかったか。

>戦後の日本社会では、「公」や「公益」は人気のない仮想敵になることが多かった。一つの具体例は、「公務員たたき」であろう。品位に欠ける一部エリート公務員の金銭スキャンダルを騒ぎ立て、公営事業全体を浪費と非効率、官民癒着の「悪の巣」とみなしてきた。その結果、「公」は「私」に分解され得るという浅薄な経済思想がまかり通り、多くの公営事業は営利事業化され、国民の共有財産は個人に払い下げられた

>今回の大震災の一つの教訓は、地理的・地形的要素や土木工学の知見を配慮しないで、「効率性」の視点のみから公共事業を、人気取り目的で「仕分け」するような愚を犯すな、ということだろう

>公共事業の内容を防災の視点から吟味することなく、単純に「コンクリートから人へ」と大見えを切り、エネルギーの多様化が重要であるのに「ダムはムダ」と切り捨てるだけでよかったのか。

まったくその通りですが、できれば政治面の記事を書く人もこの正論を良く読んでから書いて欲しい感もあります。

いや、我が産経新聞は民主党は叩いてきましたといって済まされるわけではありません。民主党政権のこういうチルドレン的側面は、2000年代自民党政権のチルドレン的側面の嫡子であり、両党のチルドレン政治家を共通して濃厚に彩る特徴なのですから。

>日本社会は改めて「公益とは何かを再考する」という大きな課題を突きつけられた。その公益と表裏一体の関係にあるのが社会の連帯意識である。大震災で被災した地域と他地域との間に生まれるさまざまな「格差」の拡大は防がなければならない。「格差」は連帯意識を突き崩すからである

こういう心に染み渡る真の正論を読んだ後で、ご本人はイデオロギー的意味における「正論派」だと自覚しているらしいこういう文章を読むと、その醜悪さに目を覆いたくなります。りふれ粉を振りかける前の「りふれは」というところでしょうか。

http://blog.livedoor.jp/nnnhhhkkk/archives/65685783.html

>震災復興増税の案なんか支払っている税金を一律で1割値上げしようとするもので、リスクを取っている金持ちほど痛い思いをする。ただでさえいつ破綻するかもわからないリスクを負いながら、金持ちは莫大な税金を払わされているのに、更に税金をかけろと平気で言ってのけるのが税金で食っている公務員の感覚だろう。

>>これだけ日本全体への影響が大きい災害だったにも関わらず、こんな事こんな事(※)を書いて、なるべく復興への個人的な負担を少なくしようとする人たちを見ていると、自分に関係する部分だけが大事で、それ以外は全部他人事という人たちは、たくさんいるだろうと思います。

>その言葉(自分に関係する部分が大事)はそのまま被災地に返してやりたいぐらいだ。あんな過疎地で将来性もゼロの地域ばかりであるのに復興しても意味がない。税金の無駄遣いも甚だしい。この公務員はそんなに被災地住民のために土地の造成や新築住宅まで税金で建ててあげたいのだろうか?ならばの公務員が率先して高すぎる報酬を大幅カットして、その分を被災地に勝手に回せばいいだけだ。
 公務員というのは感覚的に相当に狂っている。常に自分達の既得権は保持し続け、足りない分は増税で補うことが正しいという感覚になっているのは言うまでもないことだ。足りなければとりあえず増税。自分達の高額報酬や高額退職金や高額年金を削ることには絶対に考えが至らない。

>そもそも復興費用に23兆円なんて必要ないことで、明らかに焼け太りのバラマキである。とくに宮城県の出した復興の試算なんて完全に舐めているのは一目で分かることだ。まさに自分に関係する部分だけが大事でそれ以外は全部他人事と言いたいがごとくふざけた復興の試算である。

>どう計算してみても、被災者という弱者を装って焼け太りしようとしているようにしか見えないが、これを見てもお役所の公務員は復興増税に納得するのだろうか?そんなにモンスター化している被災地のために金を恵んでやりたいのなら、この公務員が勝手に実践すればいい。ノーリスクで身分不相応の高い報酬をもらっているのだから喜んでできるはずだ。

>別に公務員に限った話ではないが、思考停止の変な同情心で被災地のワガママを聞いていたらブラックホールに金を注ぎ込むことになる。人間はそれだけ欲深く、楽して資金が得られるならいくらでも弱者を演じて見せるのは生活保護や高齢者を見ていればわかるものだ。弱者だの地域間格差解消だのと同情ばかりしていたから国の財政がおかしくなったのだ。人のことを頭を働かせずに批判するこのお役所公務員もいい加減に目を覚ましたらいかがだろうか?こういう偽善者がモンスターを生み出して焼け太りさせ、そして税金の無駄遣いを正当化するのだ。税金で高給をもらうだけのお役所職員という偏見を込めて書くが、こういう人間こそ民間の大変さがわかっていないのだろう。ぬるま湯につかっているから世の中偽善で成り立たないことが分からない。それが公務員でも最も俺が嫌いなお役所公務員という生き物だ。

こういう「正論派」を生み出してきたのも正論ならば、猪木さんのような正論をちゃんと載せるのも正論というわけですね。

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