水町勇一郎『労働法入門』岩波新書が9月発売
岩波書店の予告によると、水町勇一郎さんの『労働法入門』岩波新書が9月発売だそうです。
ふむ。岩波新書で「労働法」を正面から謳った本は、磯田進さんの『労働法』以来じゃないでしょうか。
おそらく、テキスト『労働法』の特色である社会システムとの関係で労働法を考察するという面と、とりわけ同書最後の
>1 「国家」か「個人」か「集団」か?
2 「労働」は「喜び」か「苦しみ」か?
といった問いかけが、労働法全般の概説とともに書かれることになるのでしょう。
ちょうど同じ9月に、わたくしも日経文庫から『日本の雇用と労働法』というちょっと変わったテキストを出しますので、読み比べていただくのも一興かも知れません。
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