某労働政策の人もユニークな人
国家鮟鱇さんによる、総体的には「りふれは」「ねおりべ」な方々に対する批評ですが、一番最後のところで、どうもわたくしに対する寸評らしきものが・・・。
http://d.hatena.ne.jp/tonmanaangler/20110810/1312974518(経済学を語る人に対する俺の偏見)
>実のところあまりチェックしているわけではないのだが、このところどうも、かつてネット界で光り輝いていたリフレ派と呼ばれる人達の旗色がよろしくないらしい。以前はリフレ派を支持していた人が離れていったり、リフレは支持するけれど「リフレ派」は支持できないみたいな言論も目にする。
で、この際、俺が抱いている偏見を書いてみる。あくまで偏見なので、それは違うといわれても、偏見ですからとしか言いようがないけれど。
>それとは別にリフレ派の集う人気ブログのコメント欄などを読んで、経済学を知らない無知な大衆を小馬鹿にしたり、政治家を無知と嘲ったりする、いわゆる「上から目線」の偉そうな態度を不快に感じることがしばしばあった(本人達はその気がないと言うかもしれないが感じるんだから仕方がない)。
というわけで、いずれ彼らが今日のようになるだろうことは薄々予想していた。
ちなみに、今日の状況を生んだきっかけは某官僚ブログの人が某学者の「陰謀論」を批判したことがターニングポイントになっているのではないかと思われ、某官僚ブログの人は学者及び支持者から激しく攻撃される一方、全体的に見れば株を上げたのではないかと思う。とはいえ俺から見ればこの人だって十分鼻持ちならない人の部類。
この「某官僚ブログの人」というのは、かつてリフレ派の星として名声を恣にしながら、いまや追放された預言者トロツキーの如くリフレ派の誹謗の的となっている、あの「bewaard」さんのことですね。
>しかし、話はここで終らない。
俺は、かつて隆盛を誇った「新自由主義」と呼ばれる人達にも同様の鼻持ちならないものを感じていた。彼らもまた無知な一般人や無知な政治家を嘲る言動をする人が多かった(という偏見を持っている)。
しかも、これは日本だけのことではなくて彼らが師と崇めるクルーグマンやフリードマンもいけ好かない野郎だと思ってる(発言の中身に関係なく)。
というか、要するに経済学を語る人には鼻持ちならない人が多い(という偏見を持っている)。
(あとついでながら「大僧正」とか「暗黒卿」とか呼ぶセンスってどうなの?とも思ってる)
と、ここまでくれば、あの人はどうよ?とみんなが期待するあの人については、意外にも、
>なお、ネット界の人気者ノビーさんについては、そういう意味でのいけ好かなさを感じていない。しかしながら別の意味でユニークな人だとは思っている。ついでに類は友を呼ぶというか、彼によく絡んでいる某弁護士とか某労働政策の人もユニークな人だと思ってる。
かくして、池田信夫、小倉秀夫、hamachanの3人は、お互いに一緒にするなと喚き合いながら、同じ「ユニークな人」という分類箱に放り込まれてしまいましたとさ。
(ついでに)
http://twitter.com/#!/nekotetumamori/status/103660121367916544
>新しい労働社会―激闘編 #名作に激闘編をつけると風雲急を告げる イケノブ氏批判に費やされそうだw
いや、ご期待に添えなくて申し訳ありませんが、そんなもん、出しまへんって。
来月出すのは、法政の社会学部の講義テキストとしての『日本の雇用と労働法』(日経文庫)です。1050円ですので、皆さまお買い求めを。
ただいま、ベストセラーランキング堂々の219,880位だそうです。
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