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2011年8月16日 (火)

経済学者や経済学徒がやるべきこと

くまきち(kumakiti2ch)さんのつぶやきから、まさに「経済学者や経済学徒がやるべきこと」。

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103380370740879361

>経済学者や経済学徒がやることは、どうして自分達の話す言葉が「労組潰しと投資家の利益誘導の理論武装にしかならないのか」っていうことを真剣に考えることで、「あいつらが話を聞かないから」って文句付けることではないとは思いますけど、この感想は俺だけのものですかね

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103381087702626305

>以前、土居先生にも「イラッ」としたことだけど、実際の制度や政治決定、またその言説がどう機能・流通するのか、という問題への感覚が鈍いまんまで「理屈上こうだからうまくやればうまくいく」なんて言われても誰がそんなもん信用するんだよ、としか言えないわけですが

まあ、「実際の制度や政治決定、またその言説がどう機能・流通するのか、という問題への感覚が鈍い」から経済学をやっているという面も(それこそ比較優位で)あるのでしょうけど。

あと、似たような論評として、

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103168302477606912

>これ、多分実際には「世界を理解する為の枠組」どころか、【理論をそのまま実務レベルで適用されてるも同然の制度変更を繰り返されて、現場でそれを無理に帳尻合わせられたり、その矛盾のケツを拭かされ続けてる」っていうのが実情に見えるんですけど。あと「法律家の世界では」じゃありませんよ。

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103168840405491712

>経済学の世界では「世界の枠組み」なんです、って言ったところで、そもそもそれを元に「制度弄り」まで落としこむ以上、その規範が強制力を持つのは当然だと思うんですが。法律家がどうとかじゃなくて、実際にシステムとして何かを動かすっていうのはまさにそういうことそのものじゃないですか

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103170142359388160

>正直言って「規制さえすれば正しい現実が」とか言う話じゃないと思いますけどね。、実際のとこ真に受けないで、って言ったって制度化担当者は真に受けるでしょ(そうしなきゃ書類が作れないし)。だからこそ【経済学の使い手】側が、現実運用に当たっての【徹底注意】を呼び掛けないとダメちゃいますか

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103171231200718848

>つうか、小倉先生あたりが経済学者に(本人もうまく表現できてないっぽいけど)キレてるのは、まさに【ケツを拭かされてる】立場にいるからだと思いますけどね。そこら辺頭回しましょうよ、って思うけど、政策決定会合での経済学者の議事録とか、全然そういうとこに気を使ってないように見えますよ

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103172102718369792

>【理論が現実ではないからと言って理論が価値を減ずるものではない】とか当たり前です。誰も(それを自覚的に区別してるかは別として)そんなとこを批判しちゃいないでしょう。嫌がられてるのは、まさに【理論と現実の狭間の矛盾が現場で大迷惑の元になっていること】そのものじゃないかと思うんですが

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103174440912822272

>法関係のひとたちだって、「規制すればそのように動く」なんてこと信じている、なんて馬鹿じゃないと思いますけどね。単に【経済学者の提案を元に作られた政策が自分の現場の経験的に全く信用できない】ってだけではないんでしょうか。

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103175068468781056

>ほんとさぁ・・・。

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103177484689870848

>つか、なんで経済学の人って「○○の人達が経済学者の言うことを素直に聞くようにするにはどうしたらいいか」とか平気で言いだしちゃうんだろう?

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103181557497479168

>そもそも「正しい市場メカニズム」とかにリアリティ感じてるのは経済学者だけだと思うんですけれど、なんでそんなに無神経なのかよくわからんです。経済学者の言うこと聞いて制度弄ってうまく回せるって実感があれば、黙ってたって採用すると思いますけど。

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103183134752915457

>というよりも、現実をリアルタイムで正確に観測でもしない限り、過剰とか過小とかいう前提なんかどうやって置くんですか?それすら実現できないだろうに、なんで頭から「過剰規制に走るから」とか勝手に前提できるのか理解しがたいんですよ、私。

http://twitter.com/#!/kumakiti2ch/status/103185489116413953

>SEが顧客に向かって「仕様書通りに動いてください」って言ってるようで、発想そのものが受け入れがたいんですよ、気持ち悪くて。

いや、この「SEが顧客に向かって「仕様書通りに動いてください」って言ってるよう」ってのが、あまりにも事態を見事に言い当てていて、空恐ろしい。

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コメント

経済理論は現実の一部を抽象して作成したものにすぎない、という謙虚さを忘れ、「理論どおりにいけば」すべての人に幸福をもたらすという結論(むしろ妄想?)のみが先に立ってしまう。それが、口先で美辞麗句を弄していても、実際の政策ではサプライサイドの利益しか考慮しない珍現象を生むのでしょうか。高橋洋一などは確信犯の嘘つきの可能性が高いと踏んでいますが、多くの場合は経済学者が内に秘める傲慢さに由来するものなのかもしれません。権丈教授が、すぐ経済学的には、というやつは信用するな、とか制度の細部を考えることが思考のブレを抑えることにつながるといっているのも、このような点を考慮してのことなのでしょう。
でもここ30年の歴史を振り返れば、現実と理論の誤差が無視できる程度のものでは決してなく、むしろ実体経済に利益より害をなすことがはるかに多く、その必然として起こったのがリーマンショックでした。

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