どういう意味で「独立」と言ってるのかわかりませんが・・・
まあ、現政権も「地域主権」などと国家主権をどう考えているのかよく分からない政策を打ち出したりしているわけですから、単なる言葉の綾とうち捨てておけばいいのかも知れませんが、
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819499E1E3E2E3E08DE1E3E2E5E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2(関西・中京「国から独立目指すべき」 橋下知事ら)
>府県と政令市の二重行政解消による地域活性化を目指す「都構想」を提唱する2府県3政令市が31日、名古屋市内で推進策を探る会合を開いた。橋下徹大阪府知事と大村秀章愛知県知事は、関西や中京地域がアジア地域間の経済競争で生き残るため、将来は国からの「独立」を目指すべきだとの考えを示した。
大村氏も「国に要請しないとものが動かないようなことをやっていては、日本はたそがれる」と指摘。「投資減税で企業を誘致するため、愛知県と名古屋市で独立していくのが目標」とした。
少なくとも、台湾独立論が中華人民共和国及び中華民国との関係で有しているセンシティブさを少しでも理解している人であれば、口にしないような軽々しい言葉がへろへろとよくもまあ流れ出てくるものです
念のため申し上げれば、日本国もれっきとした独立主権国家ですから、
第七十七条 国の統治機構を破壊し、又はその領土において国権を排除して権力を行使し、その他憲法の定める統治の基本秩序を壊乱することを目的として暴動をした者は、内乱の罪とし、次の区別に従って処断する。
2 前項の罪の未遂は、罰する。ただし、同項第三号に規定する者については、この限りでない。
第七十八条 内乱の予備又は陰謀をした者は、一年以上十年以下の禁錮に処する。
それにしても不思議なのは、日本国から独立しようという反逆者が、なぜか日本国の制定法に基づき国旗国歌とされた(すなわち独立すべき「自国」からすれば外国のはずの)日の丸と君が代に起立させようとしていることであります。まあ、そういう論理関係自体頭の中にはないのかも知れませんが。
(追記)
なんだか無性にデジャビュがしたので、昔のエントリをみたら、やっぱり・・・
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-b8e9.html(司法に地方主権はない)
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http://twitter.com/HYamaguchi/status/94718016117407744
「さすが大阪のクソガキw…橋下大阪府知事が、幼稚園に訪問に。そこで橋下がガキに対して「あんまりテレビばっかり見んと、勉強せなあかんよ」みたいなことを笑顔で言った。するとガキが返す刀で「テレビ無かったら知事になられへんかったくせに」って
7月23日 Echofonから 」
投稿: 匿名希望 | 2011年8月 1日 (月) 00時01分
「独立」を主権国家としての分離独立と捉えるのは明らかに文脈を無視した事実の切り貼りですよ。
ただ、革命を語るときに体制側の法律論を持ち出すことに何の意味もないですよ。革命の正当性は民衆の声のみですから。
投稿: レッツ。 | 2011年8月 1日 (月) 06時41分
もとより「綸言汗の如し」などとは微塵も考えていない御仁ではありますが、こんな言辞を弄していると沖縄にも「独立」を目指す大義名分を与えることになるのは、さすがに理解しておいて頂きたいものです。
投稿: 鬼木 | 2011年8月 1日 (月) 10時06分
>「独立」を主権国家としての分離独立と捉えるのは明らかに文脈を無視した事実の切り貼りですよ。
「文脈」ねえ。れっきとした日本第2の地方公共団体のガバナーが、お笑い番組ではなく政治的な集まりにおいて、「独立」という言葉を口にしたときに、それがお笑い番組的な文脈で解釈されるべきであると主張するのは、(万邦無比のわが大日本ならともかく)世界中どこでもなかなか通用しないように思われますが。とりわけこの東アジア地域においては。
ま、「テレビ無かったら知事になられへんかった」知事の言葉はすべてそのように受け取るべきであるという忠告であれば、それはそれでわかりますが、それに続く言葉は突如として国法学の香り高いお言葉で、どういう「文脈」で理解すべきか、乏しい頭ではなかなかついていけしまへん。
投稿: hamachan | 2011年8月 2日 (火) 11時04分
違います。橋下知事が言うように
すべての個人は、一つの国として独立すべき
なんです
投稿: いけのぶ | 2011年8月 2日 (火) 12時05分
>いけのぶ様
>すべての個人は、一つの国として独立すべき
でしたら、教員に対して「君が代」斉唱を義務づける条例をわざわざ制定する必要もなかったはずですよね。「一つの国として独立」しているからこそ、押しつけに過ぎない国歌斉唱を拒否する、という理路は十分に成り立ち得ると思われますが。
あるいは「公務員は個人ではない」とでも? 封建時代ならともかく、いまどき「滅私奉公」なんて、ねえ。
投稿: 鬼木 | 2011年8月 2日 (火) 20時01分
鬼木さま
橋下知事は、聴衆に考えさせるためなのでしょうが、あえて可笑しな発言を投げかけることがありますから…。
> 日本国の制定法に基づき
> させようとしている
投稿: いけのぶ | 2011年8月 3日 (水) 08時09分
私めの知り合いには、ここ最近地方上級あるいは国家公務員一種の試験に通って採用され、職務に勤しんでいる人が7〜8人は居りますが、
「あるいは「公務員は個人ではない」とでも? 封建時代ならともかく、いまどき「滅私奉公」なんて、ねえ」
という疑念が当てはまらない感じの滅私奉公ができそうな人たちばかりです。もちろん、たまたまかもしれませんけれどもね。
投稿: 小野山 | 2011年8月 5日 (金) 01時24分
>小野山様
そのご友人たちは、職務命令があれば感涙にむせびつつ腹の底から「君が代」を斉唱なさる方々であらせられるのですか?
「独立した個人」としてそのような信条をお持ちなのであれば、それはそれで大いに結構なことかと存じます。
投稿: 鬼木 | 2011年8月 6日 (土) 14時15分
感涙などというのは大げさですが、少なくともリベサヨではないので、命令に背かず粛々と斉唱するでしょうね。適応力は高いと思いますよ。
投稿: 小野山 | 2011年8月 8日 (月) 19時46分