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2011年7月19日 (火)

職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ

先週7月11日に第1回が開かれた「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ」の資料がアップされています。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ioii.html

参集者名簿はこちらですが、

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ioii-att/2r9852000001iojz.pdf

JILPTからも内藤忍研究員が参加しています。

「職場のいじめ・嫌がらせ問題について」というこの資料がよくまとまっていて役に立ちます。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ioii-att/2r9852000001ioo3.pdf

(参考)

なお、この資料にも載っている看護師いじめ自殺事件の判例評釈をかつて『ジュリスト』に書いたことがあります。

http://homepage3.nifty.com/hamachan/kitamoto.html誠昇会北本共済病院事件

[事実]
Ⅰ 原告Xは自殺したAの父母である。Aは被告Yに勤務していた男性看護師であり、男性看護師5名の最後輩であった。1999年に高校を卒業し、看護助手としてYに就職、2001年4月准看護士となり、看護士資格を目指して看護学校に通学していた。外来部門で准看護士として勤務しつつ、Bの下で物品整備の仕事を手伝っていた。
 被告YはAが勤務していた病院である。ベッド数99床、女性看護師30数名、男性看護師5名であった。被告BはYに勤務する男性看護師であり、男性看護師5名の最先輩であった。1993年よりYに勤務し、1995年准看護士となったが、看護士資格はない。外来部門の准看護士として勤務しつつ、2001年5月より物品部門の責任者として管理課長となるも、部下はなく、Aを含む看護学生に手伝わせていた。
Ⅱ Yの男性看護師には男性のみの独自なつきあいがあり、体育会系の先輩後輩関係と同じく、最先輩のBが権力を握り、後輩を服従させる関係であった。
 BはAに対し以下のようないじめを行った。
・勤務時間終了後も遊びにつき合わせ、自分の仕事が終了するまで帰宅を許さず、病院が禁止していた残業や休日勤務の強制した(学校の試験前に朝まで飲み会につき合わせたりしている)。
・買い物や、肩もみ、家の掃除、車の洗車、長男の世話などの家事に使用。風俗店の送迎、パチンコ店の順番待ち、馬券購入などの私用に使った。ウーロン茶を1缶3、000円で買い取らせた。看護学校の女性を紹介するよう命じた。
・恋人Cとデート中であることを知りつつ、用事もないのに病院に呼び出した。
・職員旅行(2001年12月15日)の際、飲食代約9万円を負担させたほか、本人に好意を持っている事務職の女性と2人きりにさせ、性的行為をさせ、それを撮影しようと企てた。本人はこの際急性アルコール中毒となり入院した(両親は、先輩の企てを避けようとした行為であると主張)。本件は上司に報告されず。
・仕事中に、何かあると「死ねよ」と発言したり、「殺す」とメールしたりした。
・カラオケ店で、コロッケを口で受け止めるよう投げつけられた。
 Yの外来会議(2002年1月18日)で、Aの様子がおかしいことが話題となったが、Bはその席でAを非難。
 Aは、こうしたいじめのつらさを、友人に訴えるようになり、Cに対しては「もし、俺が死んだら、されていたことを全部話してくれよな。」と言っていた。
 2002年1月24日、Aが自宅で自殺した。
 Bは2002年11月まで心身症で休職した

また、EUのいじめ対策について紹介したものとして、

http://homepage3.nifty.com/hamachan/chikouijime.html(「EUにおける職場のいじめに対する立法の動き」 『地方公務員月報』2005年12月号 )

http://homepage3.nifty.com/hamachan/roujunijime.html(「海外労働事情-EU職場のいじめ・暴力協約」 (『労働法律旬報』2010年3月下旬号))

などがありますので、ご参考までに。

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