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2011年7月 6日 (水)

絶望的人間モデルとげらげら笑う権丈先生

権丈先生のところの学生のレポートの一節だそうです。

http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/

>『社会保障の政策転換』を読んでずっしりと心に残っている部分がある。それは、メディアも、政治家も、研究者も、投票者に代表される国民の幸せには関心はなく、国民が完全情報をもたない合理的無知な状態であることにつけこんで、自らの目的関数を極大化させるために、情報戦略を展開するという「絶望的人間モデル」である。投票者の目の前においしそうな餌(感情に訴えた人気とりの政策)をぶらさげて注目を集め、その政策が制度の崩壊を招くという事実を隠そうとする政治家や、二極対立というわかりやすい構図をあおり、販売数を伸ばそうとするメディアが不幸な国民を作り出していることを知り、とても暗い気持ちになった。また、そんな絶望的な見解をげらげら笑いながら私たち学生に語ってくださる先生をみて「どんだけ気が長いんだ!」とますます焦りを感じたこともあった。しかしそんなとき先生の講義を聞く学生が同じ教室におり、真剣に向き合おうとする仲間の存在を思い出すことでとても心強く感じた。

メディアも政治家も研究者も、自らの目的関数を極大化することにしか関心がないというかくも絶望的な姿をげらげら笑う姿を見て、学生たちはたくましく育っていくのでしょうね。

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