『生活経済政策』7月号から
生活経済政策研究所より『生活経済政策』7月号をお送りいただきました。
http://www.seikatsuken.or.jp/monthly/
特集は「主婦再考」。
特集 「主婦」再考-家族形成と就労の現在
•戦後史のなかの主婦—特権から清貧へ/橋本健二
•主婦の就労—パートタイマーの基幹労働力化時代の仕事と家庭/本田一成
•主婦をめぐる思想遺産—戦後日本の主婦論争/妙木 忍
橋本さんの「特権から清貧へ」というのは、かつての専業主婦というのは、
>雇用が比較的安定していて、収入も少なくない近代的な雇用者世帯に許された、相対的な特権だった。・・・世帯主の収入が高いほど他の世帯員、特に妻の就業率が低くなるというダグラス=有沢の法則が広く説得力を持ち得たのはこうした時代で・・・
あったのが、高学歴の高所得カップルが増加したり、階級的な内婚化傾向が強まったこともあり、ダグラス=有沢の法則が成立しなくなって、
>新中間階級世帯をみると、共働きでは富裕層が3割近くに達するが、パート主婦ではなかなか富裕層に手が届かず、専業主婦ではかなり難しい。妻の収入の差がそのまま、世帯の経済的豊かさを決定しているのである。・・・新中間階級共働きは高学歴カップルの特権である。
となり、
>専業主婦の生活はつましい。・・・これはまさに、清貧とも呼ぶべき女性の生き方である。
という評価につながっていくのですね、
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