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2011年7月25日 (月)

個別労働紛争の背景と解決システム@JIL雑誌

New 『日本労働研究雑誌』8月号の特集は、じゃじゃーん、「個別労働紛争の背景と解決システム」です。

http://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2011/08/

論文は以下の通りですが、

提言 個別労働紛争とは何か 野田 進(九州大学大学院法学研究院教授)

解題 個別労働紛争の背景と解決システム 編集委員会

個別労働紛争解決の経済学 石田 潤一郎(大阪大学社会経済研究所教授)

個別労働紛争における労働組合の役割 久本 憲夫(京都大学大学院経済学研究科教授)

個別労働紛争解決促進制度に見る労使紛争の一断面――都道府県労働局におけるあっせん事案を中心に 細川 良(拓殖大学非常勤講師)

個別労働紛争と人事管理・労働組合――都道府県労働局のあっせん事案に基づく分析 鈴木 誠(JILPTアシスタント・フェロー)

わが国の個別労働紛争調整システムの課題――イギリスとの比較を中心に 野瀬 正治(関西学院大学社会学部・大学院社会学研究科教授)

今回、わたくしたちJILPTの労使関係・労使コミュニケーション部門において研究に励んでいる若手二人、細川良さんと鈴木誠さんが登場しております。是非、じっくりお読みいただければと思います。

また、久本先生の論文は幅広くいろいろなことを指摘していますが、その中で当部門の呉学殊研究員の研究成果が使われていることも、ここでアピールしておきます。

石田さんの論文はゲーム理論を駆使したもので、まだ読めていませんが、来週あたりじっくり解読してみたいと思っています(それで理解できるかどうかは定かではありませんが)。

あと、今号では菅山真次『就社社会の誕生』の書評を大湾秀雄さんが書いています。

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