「すべてが後手」と厚労省 再調査や東電常駐を検討 作業員被曝
福島原発作業員の被曝問題については、産経の報道が詳しく伝えています。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110613/dst11061320410020-n1.htm(被曝線量限度超え東電社員、新たに6人 厚労省)
>東京電力福島第1原発で作業した東電社員2人が被曝線量限度の250ミリシーベルトを超えて被曝していた問題で、厚生労働省は13日、線量限度を超えて被曝した可能性のある東電社員がほかに6人いたと発表した。
厚労省は東電から報告を受けた。6人は男性で、線量が最も高かったのは、計測制御器機保守を担当した人の497ミリシーベルト。厚労省は東電に対し、6人の精密検査を、日本原子力研究開発機構で行うよう指示した。
東電の調査によると、250ミリシーベルトに達しないものの200ミリシーベルトを超えた可能性があるのは6人、100ミリシーベルト以上200ミリシーベルト未満の可能性は88人だった。
と、ここまではほかの新聞も報じていますが、
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110613/dst11061323220025-n1.htm(「すべてが後手」と厚労省 再調査や東電常駐を検討 作業員被曝)
>福島第1原発事故で被曝線量限度を超えた東京電力の社員2人以外に、ほかにも6人が超過したとみられることについて、厚生労働省の幹部は13日、「こんなに多くの人が被曝したことは極めて遺憾」と強い口調で話した。今後、再度の立ち入り調査や東電本店への常駐も検討する。
厚労省によると、測定対象は、3月中に原発で作業を始めた計約3700人に上る。測定自体はほぼ終わっているが、分析などに時間がかかり、東電が期限の13日までに被曝線量を報告したのは約2400人分にとどまった。
厚労省幹部は未報告の作業員からも限度超過が出てくることを懸念する。東電の対応を「測定装置の確保など、すべてが後手に回っている。しっかり線量管理やケアに当たる人がいないといけない」と批判。東電本店内の対策本部に担当者を常駐させて情報収集に当たる案も出ている。
確かにこの調子では、限度を超えた人がいくらでも出てきそうです。
250ミリシーベルトというのはあくまで今回の事故で引き上げたもので、本来の緊急時の上限は100ミリシーベルトなのだし、今までの労災補償では、100ミリシーベルト以下でも労災認定されているケースがあることを考えれば、今起こりつつあることは、福島の作業員たちがあと10年後、20年後に白血病などを発症する可能性をどんどん高めているのだということをもう少し念頭に置いて欲しいとは思います。
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