たしかに、笑えるっちゃぁ笑える話だけどな(苦笑)
権丈先生が、山井前厚労政務官のメルマガを引用して、例によってからかっています。
http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/
>うん、たしかに、笑えるっちゃぁ笑える話だけどな(苦笑)。
学生さん達には分からんかもしれんが、要は、政府案に反対の民主党の勉強会に、野党の大御所が出席して、政府案の説明をしてあげている・・・
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> やまのい和則の
> 「軽老の国」から「敬老の国」へ
> 第1423号(2011/06/17)
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> (6月16日)
> 長妻議員が会長の社会保障勉強会に、
> 講師として元厚生労働大臣の公明党の坂口先生と
> 自民党の尾辻先生をお招きして話を聞きました。
>
> 坂口先生からは、
> これから増える医療と年金の財源をどうするか?
> が最大の課題と強調されました。
>
> 尾辻先生は、社会保障問題は、
> 財源調達問題であると断言されました。
>
> 坂口先生からは、
> 子ども手当の民主党、自民党、公明党の
> 三党協議について、公明党は民主党と自民党との
> 中間の主張であり、三党一両損、の考え方、
> つまり、各党が少しずつ譲る必要がある、そんな思いで
> 坂口試案を発表したとのお話がありました。
>
> 坂口先生からは、
> 日本の社会保障は今までからアメリカと北欧の間
> くらいであった。これからもアメリカと北欧の間くらいを
> 目指すことになるのではないかとのお話がありました。
>
> 尾辻先生からは、消費税を10%に引き上げることに対しては
> 賛成というより、当然であると思います、
> 10%にしないとヨーロッパ並みの社会保障はできない
> とのお話がありました。
ご隠居気分の権丈先生には「笑えるっちゃぁ笑える話」ですが、現場の者どもには「笑うに笑えない話」であるわけで。
何にせよ、内閣不信任案に賛成した側(=つまり政府に反対)が、その内閣のやろうとしている政策を的確に理解し、一生懸命擁護しようとしているのに、不信任案に反対した側(=つまり政府に賛成)が、その政策の趣旨をまったく理解しようともせず、目先のことばかりで反対論を喚き散らしているというこの事態こそが、「自壊する二大政党」の最大の症状というべきなのかも知れません。
ネット上の連中を見ても、絶望感が募るばかりですし。
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