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2011年6月23日 (木)

dongfang99さんも我慢の限界

dongfang99さんが、

http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20110621何でも構わない

というエントリで、追記の度にだんだん腹が立ってきたようで、「我慢の限界」とまで語っています。

まあ、心当たりのあるべき人々に限って、こういう真摯な言葉は届かないものなのでしょうが。

>要は自分は、貧困・過労・失業などの問題の解決に真剣に取り組んでくれる人であれば、手段が税だろうと金融だろうと何でも構わないのである。自分が増税にやや好意的なスタンスにあるとしたら、これらの問題に直接取り組む社会保障論者の多くがそういうスタンスであり、その説明の論理を説得力があるものとして共有しているから、という以上のものではない。・・・

>今のデフレ不況・震災下で緊縮財政・規制緩和を言っている人たちは、増税派であれ反増税派であれ、その中に経済学的正論が含まれているかもしれないとしても、以上の問題に冷淡であると言わざるを得ないし、実際そういう無神経な発言を過去にしてきた人の顔が何人かいる。・・・

>最後に、反増税派はより現実性・持続性のある財源論を提出することが、最低限の義務であるはずである。少なくとも、増税批判に興じてばかりいるのではなく、「財源がない」という圧力の下で暴力的に沈黙させられてきた、医療・介護・教育・労働の現場の人たちに、どのように財源が行き渡るのかを具体的に示してほしいと思う。

>(追記)税収を上げるには、やはり「経済成長」が必要であることは言うまでもないが、少なくとも税収が上がらないから消費税増税が反対だ、というのは実証的にも大いに疑問だが・・・、そもそも論理としても根本的に間違っている。

>いま日本では根本的に教育・社会保障のための恒久財源が不足しているのは明らかだから、なるべく避けてはほしいが、分配が今より増えなくても増税すべきという理屈は、それ自体は間違っていない。本来は景気のいい時代にとっくにやっておくべきだったことを、デフレ不況プラス震災の現在において取り組まなければならないのは、本当に不幸としか言いようがない。

>・・・増税批判ばかりにエネルギーを注ぎ、「増税は景気を悪化させる」という論理が、結果的に「財源がない」で圧殺され、予算の節約が自己目的化している現場を見殺しにしている現実に無頓着な人には、心底憤りをおぼえる

>・・・実際、バブル真っ盛りで超インフレだった時代の、89年の消費税増税ですら間違っていたと言っている人も見受けられる。もしこの評価に賛成している人がいるとしたら、いかなる増税も経済にマイナスだから原理的に反対であり、教育や社会保障は可能な限り市場やボランティアにゆだねるべき、と最初から正直に言った方がよいと思う。

>(追記2)とにかく、震災復興でも社会保障でも、税の話が少しでも出てきたら、それを「増税」と一刀両断して政権自体を全否定する人が多すぎる。

>いろんな目的や争点のある政策論を、とにかく「増税」に単純化してしまうことである。結果として、小野善康氏に象徴されるように、増税が必ずしも主題ではなかった人たちまで、熱心な「増税主義者」に仕立てあげてしまう。ご苦労なこととしか言いようがない。

>財源の話で、税が選択肢の一つになることは別に普通のことだと思うのだが、批判する側は選択肢の一つに上がったという報道を目にしただけで、なぜかその瞬間に頭が爆発し、現政権がひたすら増税を目指して邁進しているかのような解釈を下している。自分も税の話はなるべく禁欲したいのだが、こんな中二病的な政治理解や問題意識で税制が語られ、少なくない人が同調しているのは、さすがに我慢の限界という感じである

確かに、我慢の限界ですね。

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コメント

少なくとも、まともなリフレ派で緊縮財政を唱える人なんか見たこと無いんだが。
「増税反対」の言葉を目にしただけで、なぜかその瞬間に頭が爆発し、リフレ派がひたすら社会保障削減を目指して邁進しているかのような解釈を下すのはいい加減にして欲しいw

まともなリフレ派は貴方の味方ですよ。

「りふれは」だってある意味では増税賛成だと思うんですけどねぇ。
ただ、所得税でも消費税でもなく、「インフレ税」で取るというだけの話で。

>少なくとも、まともなリフレ派で緊縮財政を唱える人なんか見たこと無いんだが。

政策工房の高橋洋一氏がブレーンで、リフレ派の飯田泰之も前回の選挙で支持を呼びかけたみんなの党は、緊縮財政を主張していましたよ。震災前の話ですが。結局、リフレ派といっても緊縮財政・小さな政府・社会保障削減の新自由主義によるショックを和らげるため金融緩和を持ち出している立場もあるので不信感をいだかれているのですよ。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-a897.html

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