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2011年5月19日 (木)

心の底から堕落しきっている

今朝の朝日から、

http://www.asahi.com/politics/update/0518/TKY201105180413.html(カーティス教授、菅首相にも谷垣総裁にも苦言)

>日本政治に詳しい米コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授が18日、東京都内で講演し、菅直人首相と自民党の谷垣禎一総裁の政治姿勢にそれぞれ苦言を呈した。

 カーティス氏は4月下旬、菅首相と谷垣氏に個別に面会した。講演では、菅政権の震災対応を「会議が多すぎ、政治のリーダーシップが見えない。菅首相は権限をどう委任するかが、わかっていない」と批判。谷垣氏には「菅首相がダメだと言う必要はない。それは国民がいずれ判断することだ。むしろ建設的な提言をすべきだ」と伝えたという。

 カーティス氏はさらに「日本は社会がしっかりしているから、政治が貧困なままでいられる。日本の政治家は国民に甘えている」と日本政治の現状を嘆いた。

今まで言われ尽くしていることですが、こうして言われると改めて心に沁みます。

同じ今朝の紙面に、五百旗頭防大校長(復興会議議長)のインタビューが載っていますが、復興案をまとめる責任者としてより痛切に、

>災害の問題については、国民的観点から政略を入れずに協力してもらいたい。対抗して権力を奪い合うことばかりがテーゼになってしまった国は堕落している、と歴史学者、政治学者として思う。

と語っています。

わたしもまったくそう思いますが、それ以上に、「対抗して権力を奪い合うことばかりをテーゼに」するよう、経済政策を建前に振りかざしながら、政治家に政略を焚き付け、煽り、唆すことばかりに専念している、一部経済学者及び経済学者もどきの人々は、心の底から堕落しきっていると思います。

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