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2011年5月 2日 (月)

湯浅誠・一丁あがり実行委員会『活動家一丁あがり』

0088343 湯浅誠さん、河添誠さんらによる『活動家一丁あがり』(NHK出版新書)をお送りいただきました。ありがとうございます。

https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00883432011

第1章(湯浅)と第2章(河添)の両誠氏の部分がやや理論編。第3章から第6章までの松元千枝さんがそれぞれ一丁あがった活動家たちのケース編。

個人的に一番面白かったのは、第7章の内田聖子さんの「活動家の経済学-みんなどうやって食っている?」という章です。そう、活動家の皆さんって、どうやって食っているんでしょう?目次の各項目を並べるだけで面白そうでしょう。

永遠なる疑問の始まり

活動家はどうやって食べている?

①仕事が活動-専従スタッフになる

①’組合専従という働き方

②仕事と活動を両立させる-社会的事業を立ち上げる

③仕事は仕事、活動は活動-会社員・公務員をしながら

④仕事はフリーランス的(?)に、活動は目一杯

⑤会費とカンパ-運動ならではの文化

⑥世のかすみを食って生きています-左翼知識人に多い「赤ヒモ」タイプ

活動家の実態調査-みんななんとか食べて、活動している

誰でも活動家に-定義を変えていく

まあ、「赤ヒモ」なんかはさすがに絶滅危惧種なんでしょうが、例えば④なんかはワーク・ライフ・バランスの「ライフ」としての検討の材料にもなりそうです。

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