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2011年3月 2日 (水)

「そわそわ」してしまう阿部彩さんの議論

児美川孝一郎さんが、

http://twitter.com/komikawa_hosei/status/42632672094339072

>広田さんの論文は、平穏に読めた。けど、ある意味そわそわしてしまったのは、阿部彩さんの議論だったという件…

まさにそう。広田さんの議論はある意味わかりやすいというか、対立構造を位置づけやすいのですが、阿部さんのこの論文は、さりげなく問い直しているように見えて、実はすごくディープな問題を突きつけている。議論の根拠がぐらっとする感じ。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-0297.html(貧困の社会モデルまたは労働市場のユニバーサルデザイン化)

実をいいますと、この本のもとになった研究会で出版企画の話がされたとき、事務局側は当然のように阿部さんに子どもの貧困の話を書かれますよね、と言ったのですが、阿部さんは、いえ、あえて違うことを書きます!と言われてたんですね。

そういう意味で、この人はこういう事を書くだろうな的な中身に安住(私のがまさにそれですけど)することなく、あえてリスキーであり得る議論に踏み出している阿部さんに敬意を感じます。

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