呉越同舟の原因を生み出したのは・・・
こういうつぶやきに対して
http://twitter.com/sunafukin99/status/35879515993415680
>財政再建主義と財源を社会保障に充てる派が何で呉越同舟でいっしょにいるんだよ。全然違うだろ。こんなめちゃくちゃな話をおかしいと思わない日本人って何だよ。わけがわからない。
http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20110212(今すぐできることはいくらでもあるはず)
>これに対して反対派は、「社会保障なんて口だけで所詮は詐欺商法」などという陰謀論を繰り出すばかりで、正直言って幻滅している*2。消費税問題に過剰反応して闇雲にバッシングしたことが、財政再建派と社会保障派の呉越同舟を生み出した可能性を少し反省してみたらどうかと言いたくなる。
いずれにしても、医療、介護、雇用、教育、研究などなど、政府・行政にしかできない問題を多く抱えている現場で、「財源がない」の一言で、現場の人が真綿で首を締められるように苦しんでいる現実が膨大にある。とにかく、これを何とかして欲しいという気持ちが強い。「デフレ脱却・景気回復こそが最善の財政再建政策」というのは正論かもしれないが、それ以前に今すぐできることはいくらでもあるはずだと思う。
まあ、「医療、介護、雇用、教育、研究などなど、政府・行政にしかできない問題」に対する感性を欠如させたまま、ひたすら公的サービスへの攻撃を激化させるだけの揚げ塩風味の特殊日本的「りふれは」が、「財政再建派と社会保障派の呉越同舟」を生み出した張本人であることは、ご当人たちを除けば明白なのですが、そこが見えないのが彼らならではというところなのでしょう。
« 弱者と強者の二重螺旋 | トップページ | 政治とは悪さ加減の選択 »
例えば2/12(土)付け日経新聞社説「バラマキにならぬ求職者支援に見直せ」の社説子の感性。「職業紹介はハローワークが受け持つことになっているが民間に委ねるべきだ」とか「事業者に再就職させた実績などを競わせることで、効果が上がらない口座は淘汰される仕組みが必要だ」とか。戸惑います。
投稿: Yamayan | 2011年2月12日 (土) 20時31分