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2011年2月 9日 (水)

絵で見る生活給思想

814 昨日紹介した『世界』3月号ですが、木下武男さんの「反貧困の賃金論」に面白い絵が載っています。

この論文自体は、木下さんが繰り返し論じていることが書かれていますが、

>日本人の賃金があがらない。賃金が増えないどころか、小泉「構造改革」以降、日本の労働者の賃金は減り続けている。それは、ひろがる貧困と格差のもっとも大きな原因の一つとなっている。なぜ、日本人の賃金が上がらないのか。日本の賃金体系をどう組み替えていけばいいのか。新しい賃金のありかたと働き方とを構想する。

実は、大変面白いのは、そこに引用されている、今からちょうど30年前の労働組合の春闘用のポンチ絵です。全国商社労働組合連合会の「81春闘のために」というパンフレットに載っているものということですが、男女雇用機会均等法ができる直前の時期、ちょうど一世代前の世の中の常識がどういうものであったのか、大変わかりやすく教えてくれます。

Seikatsukyu

母親と同居する独身女30歳(当時は「負け犬」という言葉もなかったのでしょうが)は、月額42.2万円。女房と二人の子どもを養う男一匹32歳はマンションを買ったこともあり、月額65.6万円。

もちろん、この額自体は労働組合の要求ですから、絶対額がどうこうよりも、ほぼ同じ年齢の男女で2対3の差があるのは、生活給思想からすればまことに当然であって、何もおかしいことはない、というのが30年前の常識であったということが重要です。

組合員には入れないのでここには書かれていませんが、旦那に扶養されている45歳の主婦パートがここに並べば、当然月額8万程度となるわけで、これまた常識であったわけです。

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