神野・宮本編『自壊社会からの脱却』岩波書店
昨日もちらと触れましたが、来週火曜日(2月22日)発売予定の『自壊社会からの脱却――もう一つの日本への構想』の事前宣伝エントリです(笑)。
目次は次の通り。
はじめに――「自壊社会」の構造と希望のビジョン 宮本太郎
第1章 新しい世界秩序・国際協調体制――21世紀は「陸と海のたたかい」 水野和夫
第2章 環境保全型発展の経済性――緑の経済成長から持続可能な発展へ 植田和弘
第3章 社会保障システムの再構築――トリクルアップ効果をめざして 駒村康平
第4章 「ジョブ型正社員」という可能性――新しい雇用システムのために 濱口桂一郎
第5章 ユニバーサル・デザイン社会の提案――「貧困」と「障害」を結ぶ社会保障 阿部彩
第6章 学校の役割を再考する――職業教育主義を超えて 広田照幸
第7章 反「小さな政府」論のその先へ――合意的課税が支える強靱な財政システム 高端正幸
おわりに――自壊社会を超えて 神野直彦
わたくしの章で結構強く「職業教育主義」を打ち出しているのに対して、広田先生がそういう考え方をこれまた明確に批判しているあたりが、興味深い読みどころか、と。
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