学研の『働く人たちのひみつ』
学研の「ひみつ」シリーズといえば、懐かしい想い出のある方も多いでしょうが、大人になってご無沙汰している間にどんどん進化していたようで、このたび『学研まんがでよくわかるシリーズ 仕事のひみつ編3 働く人たちのひみつ みんなを守る労働組合』を編集に協力した連合からお送りいただきました。
このシリーズは、一般書店で市販されていないのですが、これだけたくさん出されているのですね。
http://kids.gakken.co.jp/himitsu/
まだ『働く人たちのひみつ』はここにアップされていないようですが、少しだけ中身を紹介しておきます。
第3章の「労働組合ってなんだろう?」
主人公達也くんの友だちのさくらちゃんのお父さんは造船会社で働いているのですが、仕事中にケガをして入院していたのですが、退院して出社したら社長から、
「しかしな、芝原くん。キミにたおれられて仕事の進行はめちゃくちゃだよ・・・。それに、安全管理もキミの責任なんだしねえ・・・。」
「は、はあ・・・。」
「キミのポジションは、もうこの会社にはないんだよ・・・。わかるよね?この意味・・・。」
「辞表を準備した方がいいんじゃないか・・・?」
{そ、そんな・・・」
・・・
「パパこのままじゃ・・・会社をクビにされちゃうかもしれないの!」
「なんてヒドイ会社だ!!」
「それは困ったね・・・。なんとかならないものかなあ?」
「あっ」・・・
「労働組合に相談してみたらどうだろう」
・・・
「パパ労働組合よ!!」・・・
「さくら、うちの会社には・・・労働組合がないんだよ・・・。」
「なんでないの?」
「なんでって・・・。」
「ねえ、あなた労働組合ってつくれないの?」
「そうよ!つくっちゃいなよ!」
・・・
なんとベタなマンガ・・・とか言わないこと。ものごとの本質はよく出てるでしょ。
全国の学校図書館や公立図書館の児童室なんかに置いてあると思います。
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