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2011年2月 4日 (金)

OECD『日本の若者と雇用』が重版!

66113 昨年初めに発行した私たちの訳書、OECDの『日本の若者と雇用』(明石書店)が、ほぼ1年で初版を売り尽くし、重版の運びになりました。

http://www.akashi.co.jp/book/b66113.html

こういう専門的な分野の、それもOECDの報告書という売れ筋ではない本が、着実に読まれ続けているというのは、訳した私たちだけでなく、若者雇用問題に関心を持ち、鬼面人を驚かす奇言ではなく、まっとうな政策を志向する人々にとって、大変心強いことです。

>学校から職場へ――若者のキャリア展望を改善する政策へ向けた、OECDによる各国レビューの日本編。従来の雇用制度が機能しなくなり非正規雇用の矛盾が噴出する日本の現状を国際比較により分析し、積極的労働市場政策について提言する。

もしまだお読みでない方がおられましたら、是非お手にとっていただきたく思います。これが若者雇用問題を論じるまともな論じ方なのです。

はじめに
 要約と主な提言
 序

第1章 これからの課題
 第1節 人口動態と労働市場の成果
  A.労働年齢人口における若者の割合は減り続けている
  B.若年就業率と失業率
  C.就業しておらず、教育や訓練を受けていない若者(NEET)
 第2節 学校から職業への移行
  A.若年労働市場における高い職業流動性
  B.不安定雇用の増加
  C.入職時の地位はその後の地位を決める決定的な要因である
  D.より多くの若者がより長期間、親と同居するようになっている
 第3節 要点

第2章 教育と訓練
 第1節 教育制度の全般的な成果
 第2節 後期中等教育と労働市場
  A.職業教育は相対的に希少である
  B.教育と労働市場の連携
  C.学校中退者
 第3節 高等教育と労働市場
  A.労働市場からの要求に対する対応能力の改善
  B.高等教育資格における男女格差に取り組む必要性
  C.高等教育への経済的支援が限られている
 第4節 学校と職業の間
 第5節 訓練
 第6節 要点

第3章 若年雇用への需要側の障壁に対する取り組み
 第1節 雇用慣行
  A.使用者は長期雇用にあまり固執していない
  B.年齢に基づいた採用慣行
  C.仕事を維持する上で若い母親が直面する困難
 第2節 年功賃金制度
  A.賃金
  B.最低賃金と非賃金労働コスト
 第3節 雇用保護規制と若年労働市場
  A.雇用保護規制と労働市場の二重構造の拡大
  B.さらなる課題
 第4節 要点

第4章 積極的労働市場政策と給付
 第1節 若年労働市場の成果を改善するための近年の対策
 第2節 公共及び民間の職業安定機関
 第3節 失業給付
 第4節 要点

 参考文献
 訳者解説
 監訳者あとがき


Box一覧
 Box1.1 NEETと日本語の「ニート」
 Box1.2 日本の労働力調査における非正規労働者カテゴリー

(ついでに)

82108 先頃刊行した同じくOECDの『日本の労働市場改革』もよろしく。

http://www.akashi.co.jp/book/b82108.html

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