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2011年1月 7日 (金)

今こそ考えたい派遣ルールのグランドデザイン

首都大学東京(昔の都立大学)が一般向けに開いているオープンユニバーシティというのがありますが、そこと東京都労働相談情報センター(昔の労政事務所ですね)が共催で労働セミナーを開くということで、そのうちの1回をわたくしが担当することになりました。

https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/1041Z005/

>派遣労働をめぐる情勢が混沌としています。リーマンショック後の厳しい雇用環境を受けて、規制色の強い労働者派遣法改正案が作成されましたが、成立は不透明な状況となっています。また、不況による大量の雇止めや、法改正をにらんでの企業の対策が先行し、派遣労働者数は2009年度速報値で前年度比42%減の230万人となるなど、派遣労働者を取り巻く雇用環境は依然、非常に厳しい状況にあるといえます。
一方で、厚生労働省は、「専門26業務派遣適正化プラン」による指導監督を強化する等、コンプライアンスの必要性はますます高まっています。
そこで、本セミナーでは、混迷する派遣労働をめぐる情勢を整理し、システムをどのような方向に改革するのがのぞましいか、将来にわたるグランドデザインを考えるとともに、現実に、実務を遂行していく上で必要となる知識を身につけ、どういった点に注意する必要があるか、最新の動向をふまえながら解説します

2月9日にはわたくしが「今こそ考えたい派遣ルールのグランドデザイン」というタイトルで、

●日本の派遣法改正の歴史

●派遣・非正規労働を取り巻く雇用システムの国際比較

●雇用システムの再構築の中で考えるこれからの派遣労働

についてお話しし、

2月16日には弁護士の山中健児さんが「派遣労働の活用とコンプライアンスの実務」というタイトルで、●労働者派遣の基礎知識 ●コンプライアンスの観点から注意すべきポイント ●労働者派遣法改正の最新の動向(もし改正法が成立していた場合、改正労働者派遣法の概要と対応策)についてお話しされる予定です。

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