『日本の労働市場改革 OECDアクティベーション政策レビュー:日本』
明石書店のHPに、わたくしが翻訳したOECDの『日本の労働市場改革 OECDアクティベーション政策レビュー:日本』の広告が出ました。
http://www.akashi.co.jp/book/b82108.html
まだ刊行はされておりませんが、目次と内容説明が載っています。
>二重化が進む日本の労働市場において、就業率を高めるための就労支援政策や社会保障はどのように機能しているのか。日本の給付行政と積極的労働市場政策を概観し、人々の就労と社会参加を高めるための包括的な提言を行う。
序文
謝辞
要約と勧告
第1節 背景
第2節 制度的枠組み
第3節 職業紹介活動
第4節 失業給付と関連する給付の役割
第5節 積極的労働市場プログラム
主な政策勧告の要点
第1章 労働市場環境
第1節 はじめに
第2節 人口、移民、教育
第3節 労働市場の趨勢
第4節 特定の集団の雇用状況
第5節 社会政策、人的資源管理及び労使団体の役割
第6節 労働市場プログラムへの支出のパターン
第2章 制度的構造
第1節 はじめに
第2節 労働市場政策の関係者
第3節 日本の公共職業安定機関の主な特徴
第4節 組織構造と内部組織
第5節 組織構造、職員、業務量
第6節 要点
付録2A 附属表
第3章 職業紹介とアクティベーション戦略
第1節 はじめに
第2節 職業紹介機能
第3節 アクティベーション戦略
第4節 定量的趨勢
第5節 要点
第4章 失業給付と関連する給付
第1節 はじめに
第2節 雇用保険
第3節 公的扶助
第4節 要点
第5章 積極的労働市場プログラム
第1節 はじめに
第2節 積極的労働市場プログラムの歴史と主なカテゴリー別の支出パターン
第3節 主な対象集団
第4節 地域レベルの雇用プログラム
第5節 要点
付録5A 附属表
参考文献
訳者あとがき
早ければ今週末には書店に並ぶかも知れません。
労働市場改革については、本家のOECDの決定版ですから、この問題に関心を持つ方々は必読です。
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