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2010年12月28日 (火)

池田信夫信者と小峰隆夫氏と

昨日のニコニコ生放送での私の発言について、例によって池田信夫氏のエントリのコメント欄で、信者とおぼしき方が、

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51601521.html

>ニコニコ生放送で、濱口桂一郎さんが出演されていました。司会の方が、アニメクリエイターの雇用を無理やり改善させようとしたら、海外へ雇用が移ってしまうのでは、という疑問に、その仕事がなくなれば、日本に仕事がなくなるかという話とは別だ、仕事のきつさもやりがいも報酬も低い仕事を無理やり残さなければいけないのか、他にいい求人があれば移る可能性がある、と発言されていたので驚きました。彼は、現状を理解しているのでしょうか?現状に対する認識の欠如と、官僚として安定した人生が世間でも当り前と考える世間知らずに呆れました。

と批判しています。

わたしは小峰隆夫先生ほど過激なことは言っているつもりはなくて、とりわけアニメクリエーターのように経済的価値だけでは測れない文化的価値のある職種までどうこう言ってるつもりはまったくないのですが、

http://twitter.com/Takao_Komine/status/19050913587011585

>【経済政策論20】来年度予算の「元気な日本特別枠」で、最低賃金を払えない中小企業を支援するという予算が計上されています。こういう企業を税金で助ける必要はあるのでしょうか。誠に申し上げにくいのですが、最低賃金も払えないような企業は、日本で業を営む資格はないと思うのですが。

社会的な意義とか価値ということを抜きにすれば、まっとうな経済学者ならこういう風に語るのが当たり前でしょうね。

わたしはそこまで過激に経済原理に忠実ではありませんので、たとえ最低賃金が払えないような職種であっても、社会的文化的さまざまな観点から日本に残すべきものは残すべきだし、そのために税金を使うことは単なる無駄ではないと思っています。ただ、そのツケを、そこで働く人々「だけ」に負わせるというのは、決して正当とは言いがたいでしょう。

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コメント

池田信夫氏のブログに書き込みをした本人です。私の主張が理解されていないようなので、書かせて下さい
1、「最低賃金も払えないような企業は、日本で業を営む資格はない」というお考えのようですが、雇用が無いよりも、ある方が、マシではないでしょうか?それとも、「資本家対労働者」という古い図式を引きずっているのでしょうか?資本家が、労働者に対する賃金が嫌で、わざと支払わず、不当に儲けていると考えていますか?政府が無理やり賃金を上げ、国内にある雇用が、海外に移れば、誰が責任を取りますか?
2、濱口先生は、人件費の予算が青天井だと思い込んでいるようですが、そんな組織は、官庁と特殊法人だけですよ。民間企業では、ありえません。

せっかく、本ブログにコメントを書き込まれるのですから、せめてコメント先の上記文章をさらっと読むくらいしてからコメントいただけると幸いです。

いうまでもなく、

>、「最低賃金も払えないような企業は、日本で業を営む資格はない」というお考えのよう

なのは、上記文章を読めば小学生でも分かるとおり、経済学者の小峰隆夫氏でありまして、わたくしごときではありません。

わたくしは、上述の通り、

>たとえ最低賃金が払えないような職種であっても、社会的文化的さまざまな観点から日本に残すべきものは残すべきだし、そのために税金を使うことは単なる無駄ではないと思っています

と述べております。まさか、それを読まずにこのエントリにコメントされたとも思いがたいのですが、まあ、読むに値しないエントリと思われたのでしょうかね。そんなエントリにコメントするというのも奇特なことですが、まあそれはともかく、わたくしが言いたかったことは、その次の

>ただ、そのツケを、そこで働く人々「だけ」に負わせるというのは、決して正当とは言いがたいでしょう。

というところですが、もしかすると、harappa5さんが一番反発されているのは、この部分なのかも知れませんね。

つまり、

>仕事のきつさもやりがいも報酬も低い仕事

を、何の補助金も付けずに、外国に出さずに、日本の誰かにやらせろ!

と言いたいわけなのですね。

まことに失礼ながら、あえて申し上げるならば、

>そこまで言うなら、あんたがやれよ、その仕事!

と申し上げたいところでございますな。

失礼ですが、幼稚な世界観に嗤ってしまいました。高級官僚から特殊法人へ天下りした世間知らずには、仕事が山のようにあり、選びたい放題のようにも見えるのでしょうか?世間では仕事が無いのが問題で、だからこそ失業率が高く、内定率も低い訳です。雇用が無いよりも有る方が、良いと思います。濱口様や他の方のように、独善的な理想のために雇用の減少をもたらす、政策や発想に、怒りを感じます。

なるほど、コメント先の文章も、自分のコメントに対するわたくしの文章も、全然目に入らぬまま、ただただご自分の言いたいことしか目に入らぬ御仁というわけですね。

せっかくですので、そのまま晒します。

論点と何の関係もない第3法則丸出しのお言葉も、池田信夫大先生直伝とは言いながら、ここまでむき出しだと、ご自分のおつむのレベルを声高に叫んでいるのとあまり変わりませんね。

ついでながら、せっかくの力こぶの入った言葉は、肝心の小峰先生には伝わっていませんよ。

>、「最低賃金も払えないような企業は、日本で業を営む資格はない」というお考えのよう

な小峰先生に、是非とも

>幼稚な世界観に嗤ってしまいました

とか

>世間では仕事が無いのが問題で、だからこそ失業率が高く、内定率も低い訳です。雇用が無いよりも有る方が、良いと思います

と訴えてきてください。

わたくしはそういうことは言っていませんけどね(上記参照)。

ちなみに

>>そこまで言うなら、あんたがやれよ、その仕事!

にはお答えはないと言うわけですか?

いや、わたくしに答える必要はありませんが、せめて実際にそういう仕事に就いている人の前で、「雇用が無いよりも有る方が良い」という台詞を吐いてきていただきたいとは思いますね。

この辺りの話を見ていると、いわゆる「技術立国論」絡みのハナシに通底するものがあるって気がしますよね。つまり「技術が無ければ弱みを見せられる」ってことから、何が何でも製造業と技術は国が援助して守るべし、って主張。

こういう主張の持ち主が、一方で経済至上主義バリバリの解雇規制を弱めろとか格差を容認せよとか言ったりするのですから、何という「文化」なのやら

ゾンビ企業の速やかな退出を迫る池田(某)氏と、そんな企業の存在意義を唱えるharappa5氏、正反対の主張のように見えて、反官僚・反天下りの一点のみで共闘してしまうというのが、何ともはや(藁)。往年の連合何とか軍とかを彷彿とさせる呉越同舟ぶりですな。

>たとえ最低賃金が払えないような職種であっても、社会的文化的さまざまな観点から日本に残すべきものは残すべきだし、そのために税金を使うことは単なる無駄ではないと思っています

ここが非常に気になります。

本当に必要な職種ならば、適切な賃金や待遇が得られるよう、市場原理により資源の再分配が行われ、そもそも、税金で補助する必要は無いはずです。解雇規制を緩和して既存産業から無理に労働者をひねり出さなくても、ひとりでにこういった職種に労働者が集まるはずです。こうならない現状について、解雇規制緩和賛成派はどのように考えているんでしょうね。

「福祉が21世紀の成長産業」だと言われておりましたが、それは税金の補助が必要ならば、つまり、増税を前提とした上での成長産業ということになります。確かに巷では増税の必要性は叫ばれてますが、それは消費税であり、所得税や法人税ではありません。収益を上げている企業や高所得者からではなく、庶民から取ろうとしてます。下から取って下に分配しても「再分配」にはならないでしょうが、その心は、企業や高所得者は海外に逃げるが、庶民は逃げないからという理屈。そこにはコミュニティという考え方がありません。

『harappa5』でググると、方々のブログやらyoutube やらに浅薄な知識を撒き散らし、自分の頭の良さ(笑)にウットリと酔い痴れ悦に入る‥‥と云う自慰行為に耽って居る、憐れ至極の男だと云う事がよく判ります。

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