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2010年12月26日 (日)

読書メーターでひさしぶりに拙著書評

「読書メーター」で、久しぶりに拙著へのコメントがつきました。「yamikin」さんという方。

http://book.akahoshitakuya.com/u/26991/commentlist

>法制史を踏まえた今日の雇用問題に関する分析がメイン。我が国の雇用は年齢、職業、正規/非正規と複雑化しまくっている。そんな社会で最適な法制度を整備するのはとても困難だ。確かにそういった多様性や複雑さは社会学や思想で語られてきたが、だからこそこれらの学問には現実への「適用限界」があるのではないか。複雑さゆえに分析はできても「作戦」は立てられない。労組が一部の労働者のみの既得権益保護に終始しているゆえにそれを拡大していくべきではあるのだけど、今日ますます弱まる組合が拡大していく可能性などあるのだろうか。

まあ、いかなる学問であっても、「学問には現実への「適用限界」がある」のですね。

それを認識しているかどうかが研究者の真贋を顕すわけですが。

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