迷・虚・滞・闇・綻・空・混の年
権丈先生が紹介している『週刊社会保障』の編集後記が絶品なので、おもわずそのまま引用しちゃいます。
http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/korunakare342.pdf
>社会保障界 1年の動きを 恒例 の「本誌が選ぶ10 大ニュース」として掲載。今 年を振り返っていただければ幸です。。
10 大ニュースをまとめた弊誌スタッフに、社会保障界の 1年を漢字で表し てもらいました。各分野を統括する野原は 「迷」、主に医療保険担当の豊島は「虚」、年金担当の釘島は「滞」、保健・福祉等担当の石田は「闇」、診療報酬担当の高木は「綻」、国会担当の菅原は 「空」、そして今年4月入社した新人の清水は「混」をあげました。社会保障界に明るい漢字はなかったというこです。ベテランの野原と新人清水が上げた漢字を合わせると『混迷』となりました。
まさしく。
なぜこういうことになるかというと、政治部記者的感覚というか、社会保障それ自体には何の関心も見識もないまま、役所叩き、役人叩きのみをトッププライオリティと心得てきたから、ということになるのでしょうが。
まあ、自分の狭隘な「トッププライオリティ」以外の政策課題を人がトッププライオリティと考えること自体を許し難い悪行と認識するような徒輩が横行する昨今ではありますが。
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