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2010年12月24日 (金)

『協同の発見』に講演録が載りました

Kyoudou221 協同総合研究所の所報である『協同の発見』2010年12月号(221号)に、7月に行った講演の記録が載りました。

http://homepage3.nifty.com/hamachan/kyoudou1012.html

>濱口でございます。本日はお招きいただきまして、ありがとうございます。
私はかつて労働省の役人として、いろいろなことをやってきましたが、最近はどちらかといえば研究系の仕事を行っています。片足はまだ実務的な感覚を持ちつつ、片足は研究者的な感覚になるという感じです。しかし、これは決して悪いことではないと思っています。労働や社会保障といった問題は、実務的な感覚を失うと、地に足のつかない空虚な議論になりがちな面もあります。しかし、逆にそればっかりやっていますと、なかなか全体を大きく見渡す事がむずかしくなるというところがあります。もっとも、私が、その両方をきちんと兼ね備えた議論ができているかどうかというのは、たいへん疑わしいところではあります。

今日は、昨年(2009年)7月に出版させていただいた「新しい労働社会」(岩波新書)という本の中の、ある意味エッセンスに当たるようなことを中心に、お話をさせていただきます。合わせて、協同労働の協同組合にダイレクトにつながるかどうかはわかりませんが、労働ということと、組織ということと、市場ということをどのように考えたらよいのか、若干法制的な観点で自分なりに整理してみました。それがこの「労働法政策」(ミネルヴァ書房、2004年)でまとめた内容ですが、それについても最後の方で少しお話をさせていただきます。

本日の主たる話題は、「日本型雇用システム」の分析ですが、私はこれを「正社員体制」と呼んでいます。戦後確立した日本型の雇用システムにはどういう特徴があるか、そしてどのような問題があるのかということを、歴史的な観点も含めてお話をしていきたいと思います。次に、「雇用システムの再構築」について。再構築というのはつくり直すという意味ですが、どういう方向をめざしてつくり直していくべきなのかということについて、私なりの意見を示しながらお話をしていきたいと思っています。最後に、「労働者参加の可能性」についてお話します。それでは、最初の所からお話をして参ります。・・・

それ以外の記事も興味深いのが多いですよ。「theophil21」としてつぶやいていらっしゃる野川忍先生の「協同労働の協同組合の可能性」という文章も載っています。

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