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2010年11月23日 (火)

明治大学労働講座企画委員会寄附講座

今年度後期、明治大学の労働講座企画委員会寄附講座「未来の自分をつかめ〜先輩たちの働き方から学ぶ」において、12月7日に講義を担当します。

この講座については、次の説明サイトを見ていただければと思いますが、

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~labored/kifukoza/rodokoza2010.html

>日本の雇用不安が止まらない。2009年の完全失業率は5.7%に達し、過去最高を記録した。就職難が続くなか、学生のみなさんに10年後の自分たちの働く姿がみえるだろうか。今 はまだ、就活だけで精一杯に違いない。しかし、社会人になる一歩手前で、ぜひこれだけは知ってほしい。先輩たちが雇用の現場で体験した光と影を、不安な時代を生きるための知恵を。「知る」ことで人は強くなれるはずである。

講座の前半では、正規労働者(正社員)と非正規労働者(パートや派遣、契約労働者など)の実態について学ぶ。講座の後半では、その原因とどのような雇用や労働のあり方をめざすのか、働く者としての権利と働き方について考え、議論する。

各講義の担当者は次の通りです。

9月21日ガイダンス、ドキュメンタリー映画『遭難フリーター』の上映 経営学部 教授 遠藤 公嗣
9月28日『遭難フリーター』の監督からのメッセージ〜働くことの意味を考える
10月5日正規労働者の世界(1)〜OB・OGの働き方 経営学部兼任講師 石川 公彦
10月12日 正規労働者の世界(2)〜ホワイトカラーの働き方 弁護士・過労死弁護団 川人 博
10月19日 正規労働者の世界(3)〜女と男が共に働き続けるために 産業別労働組合JAM中央執行委員/ミツミ電機勤務 冨樫 洋子
10月26日 非正規労働者の世界(1)〜アルバイト経験を出発点に考える
11月9日 非正規労働者の世界(2)〜様々な雇用形態で働く人々とユニオン運動 首都圏青年ユニオン 書記長 河添 誠 首都圏青年ユニオン 松元 千枝
11月16日 貧困と格差社会の現状と問題点 毎日新聞記者/新聞労連執行委員長 東海林 智
11月30日 グローバリゼーションと雇用労働の変化 東京大学名誉教授 田端 博邦

12月7日 どのような社会をめざすのか(1)〜ヨーロッパと日本 独立行政法人労働政策・研修機構 労使関係・労使コミュニケーション部門統括研究員 濱口 桂一郎
正規・非正規労働者に過酷な働き方をもたらした日本の労働社会を、今後どのように変えていくべきなのか——。ヨーロッパの実態や経験にもふれながら、規制緩和と規制強化の対立図式ではない、合意形成と産業民主主義の観点から、日本の雇用システムをどのように再構築するのかについて考える。
濱口 桂一郎『新しい労働社会:雇用システムの再構築へ』岩波新書(2009年)、濱口 桂一郎『労働法政策』ミネルバ書房(2004年)

12月14日 どのような社会をめざすのか(2)〜もう一つの働き方と労働・社会運動 労働者福祉中央協議会 事務局長 高橋 均
12月21日 働く者の権利〜これだけは知っておこう 弁護士 菅 俊治
1月11日 まとめ(1)明治大学労働教育メディア研究センター 客員研究員 高須 裕彦
1月18日 まとめ(2)経営学部 教授 遠藤 公嗣

「履修上の注意」として、こう書かれています。

>一般の就活セミナーでは聞けない労働現場の光と影について知り、就職や進路、将来の働き方、自分たちの権利について考える機会にしてほしい。普段聞けない外部講師の話なので、授業に出席し、積極的に質問や議論に参加してほしい。

この講義の受講者を対象に高須さんが行った「アルバイト実態アンケート」の結果をちょっと見せていただきましたが、先日法政の上西先生の講義の受講者のアルバイト調査結果と大変よく似ていました。。

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