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2010年10月 2日 (土)

『労働再審』の予告

大月書店から刊行予定の『労働再審』というシリーズのうち、第1巻の「転換期の労働と<能力>」、第2巻の「越境する労働と<移民>」の予告宣伝が版元のHPにアップされているので、こちらでも紹介しておきます。

まず、本田由紀編の「転換期の労働と<能力>」ですが、

http://www.otsukishoten.co.jp/book/b73913.html

>メリトクラシーの原理が揺らぐ現在、いかなる「能力」を身に付ければ「まともな」処遇が約束されるのか。10の論考を通じ、現代人を不安に駆り立てる「能力」概念を検証する。現代社会の労働を多角的に描く新シリーズの第一巻。

てことで、こういう方々が書かれています。

序章 ポスト近代社会化のなかの「能力」(本田由紀)
1章 企業内で「能力」はいかに語られてきたのか?(梅崎修)
2章 公務職場における「ポスト近代型能力」の要請(桜井純理)
【ノート】ジェンダー化された「能力」の揺らぎと「男性問題」(多賀太)
3章 若年非正規労働者の「能力」(古賀正義)
【ノート】「キャリア教育」で充分か?(筒井美紀)
【ノート】「無能」な市民という可能性(小玉重夫)
4章 若者移行期の変容とコンピテンシー・教育・社会関係資本(平塚眞樹)
【ノート】「能力観」の区別から普遍性を問い直す(堤孝晃)
5章 ポスト・フォーディズムの問題圏(橋本努)

ふむふむ。まず梅崎さんの日本型人事の歴史的分析から始めるのは手堅いですが、そのうちやがて「無能な市民」さんがでてくると。いや、その前に筒井美紀さんがしっかり手綱を締めてるか。

次の五十嵐泰正編の「越境する労働と<移民>」ですが、

http://www.otsukishoten.co.jp/book/b73914.html

>移民労働力の本格的導入が議論される一方、大企業では外国人採用、英語公用語化など多文化社会への流れが強まる。働き手としての「人」はおろか、仕事や職場すら容易に国境を越える時代は、労働社会にいかなる変容を迫るのか

ということで、中身は以下の通り。

序 「越境する労働」の見取り図(五十嵐泰正)
1 外国人「高度人材」の誘致をめぐる期待と現実(明石純一)
2 EPA看護師候補者に関する労働条件と二重労働市場形成(安里和晃)
3 非正規労働市場と日系ブラジル人(大久保武)
4 外国人単純労働者の受け入れ方法の検討(上林千恵子)
【ノート】リーマン・ショック後の現場から(平野雄吾)
5 フィリピン人エンターテイナーの就労はなぜ拡大したのか(津崎克彦)
6 ワーキングホリデー労働者を生み出す構造と帰国後の就労状況(川嶋久美子)
7 日本の外国人労働者政策(濱口桂一郎)

はい、こちらにはわたくしも1章書いております。

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