希望はおっさん
本ブログでも何回も取り上げてきた赤木智弘さんが、本日発売の『AERA』で、「希望はおっさん」と語っています。
>私が一番不幸に思うのは、35歳にもなり、こうして若者論を話していること。私はおっさんになりたい。一昔前なら、35歳にもなれば何十年間に及ぶ住宅ローンや教育費に悩みながらも、家族のために働く「おっさん」が普通だった。それが、今の私は恋人はできるかも知れないが、自分の生活すらままならず、何十年のローンどころか、1年先の生活すら見えない。不安定な状態の私たちを「若者」としてくくり、国は責任逃れをしているようにも感じます。
「希望は戦争」というよりも、ずっと真実の言葉でしょう。
本当は最初からそういうメッセージを発していたのに、「ひっぱたきたい」と言ったときにそれを受け取る回路が全然欠落していたのは、その当時のリベサヨな受け手の側がある意味で「おっさん」拒否症候群だったからなのかも知れませんね。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_c3f3.html(赤木智弘氏の新著)
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_2af2.html(赤木智弘氏の新著その2~リベサヨからソーシャルへ)
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-ef68.html(きわめてまっとうな赤木智弘氏のつぶやき)
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