『自由への問い6 労働』への書評
ようやく、『自由への問い6 労働』へのネット書評がアップされました。「sugiちゃんの自♨人(じゆうじん)ノート」というブログです。
http://sugi.blogzine.jp/blog/2010/08/6_cf18.html
>この巻の骨格は、前半の高原基彰氏と濱口桂一郎氏の2論文が形作っているように思います。
特に濱口氏が指摘する、戦後日本の「正社員」体制を基本とした社会保障についての考察が、問題状況をよく捉えています。
単に「正社員」であることの価値や利点を感じ難くなりつつある現状を考えながら、複雑な思いで読みました。
ありがとうございます。
>さらに、私自身のここ10年余を振り返ると、就職活動/新卒採用の歴史的位相を扱った福井康貴氏、ひきこもりと「社会性」について論じた貴戸理恵氏、そして介護労働を取り上げた三井さよ氏の論考主題が、その順番で自分に重なってきます。
本当に他人事でないと感じたし、問題意識を少なからず共有できました。
ここは、是非そういう「我が身」の観点で読んでいただきたいところです。
本ブログの読者の皆様にも、是非じっくりとお読みいただければ幸いに存じます。
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» 『自由への問い 6 労働』 その2 [sugiちゃんの自♨人(じゆうじん)ノート]
昨日、久々のブログ更新で久々に『自由への問い』を取り上げたら、予想外の高アクセス [続きを読む]
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