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2010年7月 5日 (月)

小さな政府で成長するって、どういうふうにやるんだ?

久しぶりの権丈節ですが、大変わかりやすい図式なので、コピペ。

http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/korunakare322.pdf

>今時、正々堂々と、小さな政府で成長をと言っている政党や政治家がいるようだけど、それって、どういうふうにやるんだ?

ここ20年ほどの、高度に成熟したゆたかな社会――つまり各種の私的消費がある程度飽和水準に到達している社会――をながめてみると、経済運営には3つあるようにみえる。

一つは、アメリカのように、小さな政府でバブルを連発し、あまり品の良くない消費や住宅投資を煽って需要不足を補っていく方法。いまひとつは、大陸ヨーロッパのように、大きな政府で消費水準を政策的に引き上げて需要不足を補う方法。そして、3つめが、日本のように、バブルを連発する立場にもなく小さな政府のまま、需要不足に苦しめ続けられる国。日本のような経済運営をとる国は、需要不足は、外需(純輸出)という神頼みで埋めていくくらいしか術はなく、運良く外需が伸びれば成長もできるが、運悪く外需がこければ、内需というバッファーが薄いためにダメージは他国よりも大きくなってしまう。

資本主義が高度に成熟したゆたかな社会では、バブル頼みの経済運営をとらないのであれば、国民経済に再分配政策を適切に組み込まざるを得なくなる。小さな政府で成長する――なんか、もっともらしく聞こえるけど、この日本で、そんな夢のような(?)ことをどうやって実現できるんだろうかね。

いや、「今どき正々堂々と」そんなことをいう連中には、実はちゃんと底意がある、というのがその続きです。

あと、ついでに、といっては申し訳ないのですが、「本日の名言」に値する一節をとあるtwitterから見つけたので、

http://twitter.com/magazine_posse/status/17572523223

>アナーキストとリフレ派の共有する思想的弱点が空虚なベーシックインカム論を推進する…

普通の人には多分解説文が必要なのだろうけど、ある程度見知っている人には「見事に言い当てている」一節です。

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コメント

えっ、日本が成長してるとは言わないが、アメリカやヨーロッパが(日本と比べて長期的に)成長してるってぇ???…

ヨーロッパには小国で、「絶対規模の意味で小さい」政府も多いですけどね。

地方分権して「絶対規模の意味で小さい政府」は反対なのですか?

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