事実への軽侮は永遠に治療不能
労務屋さんが売春合法化論で有名な藤沢数希氏のつぶやきに反応しているようです。
http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20100726#p1([ネタ]藤沢数希氏)
>>デンマークとかオランダって神奈川県ぐらいの人口しかないのにサッカー強いよね。神奈川県選抜チームがワールドカップで優秀候補になる感じ。やっぱり解雇規制が緩くて消費税が高くて法人税が安いからだろうね。
>ある意味藤沢氏の脳内がよくみえるツイートではありますね。結論ありきで、なんでもそれに結び付けてしまう。まあ結論が同じであれば根拠や理念は問わずにお仲間だという人たちの間ではそれでもいいのでしょうが、
ネタだとわざわざいってるのにまじめくさって取り上げるのもなんですが、一応事実関係だけ確認しておきます。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-7d63.html(竹中平蔵氏の「日本版オランダ革命」)
藤沢氏のような事実を軽侮する人々の頭の中では、フレクシキュリティ即首斬り自由、どいつもこいつもクビだクビだクビだあああぁ!という事実に反する固定観念が1年間洗ってない風呂場のカビの如くびっしりとへばりついていて、それにそぐわない知識情報は自動的に排除されるようになっているのでしょう。
(追記)
ちなみに藤沢氏の高潔な人格に関しては下記参照。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-451b.html(ネオリベ派規制緩和による成長戦略)
« JIL雑誌8月号は「健康と労働」がテーマ | トップページ | 労働時間指令改正案を12月に予定 »
コメント