EU無神論者・フリーメーソンサミット
例によってEUobserverから、ほとんど労働でも法政策でもない話題を。
http://euobserver.com/9/30506(EU to hold atheist and freemason summit)
EUは2005年以来、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教など宗教界リーダーとの政治的対話を行ってきており、今ではこれはリスボン条約に基づくものとなっているのですが、をいをい宗教界を呼ぶんなら無神論者も呼べや、という声がこれあり、来る10月15日にEU無神論サミットが開かれることになったのですが、そのサミットに非宗教的団体ということで、あのフリーメーソンも招待されるのだそうです。
ええっ!!!ふりーめーそん!?
あの、世界征服を企む悪の組織かあっ!
と、おもわず叫んだあなた。
太田龍の読み過ぎですって。愛読しすぎると阿久根市長になっちゃいますよ。
そういうことで問題になっているわけではなくてですね。フリーメーソンが「非宗教的団体」といえるのか?という点が問題なのです。
欧州ヒューマニスト連盟会長ポラック氏曰く、「あいつらわけ分からん、宇宙の偉大な建築者とかいってるじゃんか。何でそんなのと一緒くたにされにゃならんのや。」
EUobserver紙はこの問題につきイギリスのグランドロッジに見解を伺おうとしましたがうまくいきませんでした、と。
« おっしゃるとおり! | トップページ | 松尾匡『不況は人災です』 »
「EUの労働法政策」カテゴリの記事
- 年末年始に、欧州3か国でプラットフォーム労働関係で判決(2021.01.17)
- EU自営業者の団体交渉規則へのロードマップ(2021.01.07)
- EU離脱寸前のイギリスで、ギグワーカーはEU安全衛生指令上の労働者だという判決(2020.12.22)
- EU最低賃金指令案(2020.11.01)
- EU新産業戦略にプラットフォーム労働者対策を予告(2020.03.14)
コメント