協同総研にて
本日、協同総研の「新しい公共と市民自治」研究会に呼ばれて、お話をして参りました。
http://jicr.roukyou.gr.jp/blog/archives/2010/0616_1427.php
>協同合研究所7月の研究会
「新しい労働社会」をどう創造するか -雇用・就労システムの再構築へ-
「正規労働者であることが要件の、現在の日本型雇用システム。その不合理と綻びは、もはや覆うべくもない。
正規・非正規の別を超え、合意形成の礎をいかに築き直すか。問われているのは民主主義の本分だ」と、
昨年7月に発行された『新しい労働社会』(岩波新書)が、労働組合をはじめ各界・研究者の注目を集めています。
濱口さんからは「旧労働省時代に勤務していた頃より、労働者協同組合(事業団運動)に注目しており、
『労働法政策』(ミネルヴァ書房)という教科書にも、労働者協同組合に触れています」と、紹介されました。
研究会では、「新しい労働社会」で提起された雇用システムの再構築にあたって、
いま何が求められているのかについてお話し頂くと共に、
先頃日本労協連が発表した「新時代の労働政策-完全就労社会へ」、
また「協同労働の協同組合」とその法制化の意義についても、コメントしていただく予定です。
会員以外の方も、ぜひ、ご参加ください!
■日時:2010年7月3日(土)13:30~16:45
■講師:濱口 桂一郎さん
(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 労使コミュニケーション部門統括研究員)
■会場:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 6階大会議室
東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
(JR池袋駅 歩10分/地下鉄要町駅 歩3分)
お話の主たる部分は拙著の内容の概略でしたが、最後のところで「協同労働の協同組合」について若干のコメントをしたところ、質疑の大部分がそちらに集中しました。
大変熱っぽい質疑応答になったと思います。
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