おっしゃるとおり!
いやおっしゃるとおり!
http://ryojikaneko.blog78.fc2.com/blog-entry-166.html(濱口先生の若干の誤解、あるいは実業教育と職業訓練の関係について)
1978年生まれの金子良事さんに、
>我々は自分が幼かった頃の時代精神を意外に忘れきっているものです。最近何回も書いていますが、1960年に書かれた国民所得倍増計画を読むと、その素朴なまでの近代主義的志向は、1970年代以降の知的世界を知っている人間には驚くほどのショックを与えます。
はなんぼなんでもないですわな。誰が幼かった頃やて?
所得倍増計画も63年経済審答申も「明治」ですわな。
ただまあ、それはともかく、下のコメント欄にも書きましたが、このテーマはわたくしの身の丈に見合った政策制度史でだけ扱うにはあまりにも大きなテーマであり、ほんとうに社会学とか思想史の方に突っ込んで取り組んで欲しいところです。
最近、ようやく教育学方面からいくつかのアプローチが進められようとしていることを、とても楽しみに見守っていますが、望むらくはもっとトータルな社会システム認識を踏まえて進めて欲しいと念じています。例えば、
>むしろ普通教育全盛になったのはなぜか
>これに抵抗したのは教育学者を筆頭として、現場の普通教育に携わる教師たち、生徒の親などである
は、職工の人格要求、工職身分差別撤廃闘争、ブルーカラーのホワイトカラー化といった労働場面におけるキーワードとつなげて論じられるべきものでしょう。
« 職業訓練の社会的地位について | トップページ | EU無神論者・フリーメーソンサミット »
コメント