「個別労働関係紛争処理事案の内容分析」のご紹介
先日本ブログでも紹介いたしましたJILPTプロジェクト研究の報告書『個別労働関係紛争処理事案の内容分析―雇用終了、いじめ・嫌がらせ、労働条件引下げ及び三者間労務提供関係―』ですが、
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-d97a.html
労務屋さんとシジフォスさんがブログで取り上げていただいております。
労務屋さんは
http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20100616(態度が悪いからクビ!)
で、個別事例を列挙していただいています。「本当はこの研究の趣旨からするとこうした個別事例列挙の紹介は好ましくないのですが、御容赦ください」と仰っていますが、とんでもない、むしろ「神は細部に宿る」と申しまして、こういう個別事例をこそじっくりと読んでいただきたいというのが、執筆担当者の思いであります。
このエントリにはかなりの数のぶくまがついていまして、
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/roumuya/20100616
やはり一つ一つの事例のインパクトが結構強烈な印象を与えているようです。
シジフォスさんは、
http://53317837.at.webry.info/201006/article_20.html(個別紛争事案及び解決内容の詳細な「報告」に驚き)
「調査目的は痛烈なものとなっているので」と評されているのですが、そういうつもりはありませんでした。もっと素朴に、
>日本って、「解雇がやりにくい」社会だっていうけど、ホント?
という疑問に、事実の裏付けのある答えを出してみたかったということです。
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