個別労使紛争@日韓ワークショップ
本日、韓国の労働研究院(KLI)と日本の労働政策研究・研修機構(JILPT)の第10回日韓ワークショップが開かれ、個別労使紛争をテーマに日韓それぞれが報告を行い、討議をしました。
午前中は韓国KLIのイ・ソンヒ研究員による「韓国の個別労使紛争解決システム」、日本JILPTの濱口による「個別労使紛争処理システム形成の背景」と呉学殊研究員による「労働組合の紛争解決・予防」、午後はKLIのパク・ジェソン研究員による「韓国の個別労働紛争事例 非正規労働者の解雇をめぐる特殊問題について」、JILPTの濱口による「個別労働関係紛争処理事案の内容分析」の報告と質疑応答、その後、全体討論という構成です。
わたくしは午前のうち総論部分と、午後の報告を担当しました。わたくしの報告メモはこれです。
http://homepage3.nifty.com/hamachan/kliworkshop.html
先日の名古屋大学での日本労働法学会のテーマが東アジア諸国の労使紛争処理システムであったこともあり、また今月末には中国でも同じテーマで報告することになっており、いささかマイブームではあります。
わたくしがJILPTの労使関係・労使コミュニケーション部門のプロジェクト研究として昨年度からやってきた研究成果も、来週半ばには報告書としてできあがる予定です。その際にはまたあらためて本ブログ上でもご紹介する予定です。
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