最近の拙著書評
最近も拙著への書評がネット上に続々とアップされています。出版から既に9ヶ月になりますが、刷も3刷を重ね、書評もとぎれることなくアップされ続ける。本当にありがたいことです。
拙著の内容だけでなく、HP上の文章や講演録やブログ記事なども駆使しながら書評を展開していただいている 岩井晴彦(仮)さんの「もちつけblog(仮)」では、第7回目に、
http://webrog.blog68.fc2.com/blog-entry-119.html(労働組合強化のために -EUの事例から- 濱口桂一郎『新しい労働社会』(7))
を書かれています。
昨日と本日、「阿QのBook Review」で、拙著が取り上げられました。
http://straight-line.seesaa.net/article/148242740.html(働くことを考える。 「新しい労働社会」・・・雇用システムの再構築へを読む)
>本書はリーマンショック後に突如現れてきたような「派遣切り」や「ワーキングプア」の問題を、「普通の社会人、職業人にとって、空間的および時間的な広がりのなかで現代日本の労働社会をとらえる」視野を広げてくれる本である。少なくとも、自分の実感だけで労働を考えてきた僕にとっては、最近の、就職の困難さに直面している若者や中高年の現状を考えながら、それが歴史的な日本の労働問題の流れの中で起きている問題だということ教えてくれる本だといえる。
http://straight-line.seesaa.net/article/148380790.html(ジョブは可能か? 新しい労働社会・・ 雇用システムの再構築を読む(2))
この書評もまだまだ続くようで、書評される私も楽しみです。
佐藤純さんの「株式会社フルライフの社長ブログ」では、
>新卒採用に関わっている者として,雇用システムについて学んでおきたいと思い,この新書を読んだ.新書とは思えないほど骨太の論が展開されている.大学の法学部のテキストブックのような印象(法学部のテキストブックを読んだことがないが).新卒採用や非正規労働者など個々の現象について論じるのではなく,日本の雇用システムを国際比較と歴史的パースペクティブを使って大きな構図で捉えることができる.採用・育成に関わる方は必読.
という評価をいただいた上で、
>角を折ったのが20箇所以上ある.その部分を自分なりに以下にメモ;
と、拙著のいろんな部分を引用していただいています。
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