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この法律で定める労働条件の基準は最高のものであるから・・・

昨日のエントリで勝手に引用させていただいたマシナリさんが、もう少し詳しく、オンブズマンのご指摘がすべてに優先する「消費者独裁国家」ぶりの実態を書かれています。

http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-380.htmlコンプライアンスのねじれ

>普段から「コンプライアンスなら俺に任せろ」と法令遵守には人一倍うるさいその上司がのたまったお言葉が、
「労働基準法さえ守っていればいいなんてオンブズマンにいえるか!」
というものでした。私は労働基準法で認められている扱いとして勤務時間に融通を利かせてほしいとお願いした(供給者がお願いするのがこの国の流儀ですからね)にもかかわらず、その上司からは「労働基準法をクリアしても、法律さえ守ればいいというのではオンブズマンは納得しない」という謎の論理で跳ね返されたわけです。

>実は、私は一瞬、
「コンプライアンス大好きな上司のことだから、労働基準法第1条第2項の「この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない」という趣旨で、労働基準法以上の待遇を認めてくれるのかな」
と解釈してしまったんですが、もちろんそんなわけはなく、「労働基準法を超える労働条件を認めることはコンプライアンスに反するので、オンブズマンに申し開きが立たない」という意味だったんですね。

>労働者という労働サービスの供給者の権利を保護するために使用者という労働サービスの消費者の権利を規制する労働基準法が、いつの間にか労働者という労働サービスの供給者の権利を規制する法律にすり替えられてしまったんですね。

「消費者独裁国家」の労働基準法第1条第2項は多分こう書かれているのでしょう。

>この法律で定める労働条件の基準は最高のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を向上させてはならないことはもとより、その低下を図るように努めなければならない。

確かに消費者天国というべき素晴らしき新世界ではあります。

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