規制改革会議は終了しました
内閣府の規制改革会議のページに、2月19日の議事録がアップされています。
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/minutes/meeting/2009/6/item09_06_summary.pdf
それによると、
>何はともあれ、3年間、大変に御苦労様でした。ありがとうございました。本日のこの最後の規制改革会議をもって我々の活動はすべて終了ということで、当会議は実質的に、解散と言うとあれですけれども、役割を終えたということにさせていただきたいと思います。
ということで、規制改革会議は終了いたしました、ということのようであります。
今後は、
>規制改革会議という名前も変えさせていただきまして、規制改革分科会。これは行政刷新会議の下に置かれる組織になりますので、行政刷新会議の下に規制改革会議というのも何か会議の事情でいかがかと思いまして、規制改革分科会ということになります。
>その分科会の下にとりあえず3つのワーキンググループを置くことを念頭に置いております。1つは環境、クリーンイノベーションワーキンググループ。2つ目は生命科学、ライフイノベーションワーキンググループ。もう一つは農業・食糧ということで、一応、農業といいますか、アグリイノベーションワーキンググループということになっております
ということで、環境、生命科学、農業・食料関係の規制改革に専念することになるようであります。
それ以外の担当の委員の方々には、まさに
>長年御尽力をいただきまして、本当にお疲れ様でした。
というところでありましょう。しばらくゆっくりとお休みいただくとよろしいのではないかと思います。
ちなみに、枝野大臣からは、
>経済成長のためには、規制の在り方を時代に併せて見直していくことが求められております。
また、規制改革は、単に規制をなくすことだけではなく、明確なルールに基づいて規制すべきは規制するということも重要であると考えております。
という的確なご発言もあったようです。まさに、近年の派遣法をめぐる動きなどは「明確なルールに基づいて規制すべきは規制するということ」を忘れて、「単に規制をなくすことだけ」を追い求めた挙げ句、その反動で規制すべきでないところまで規制するという事態に立ち至った典型的な事例かも知れません。
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