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2010年2月 9日 (火)

佐藤孝治『<就活>廃止論』@日本学術会議

56977558 本日、日本学術会議の大学と職業との接続検討分科会に出席し、JobWeb社長の佐藤孝治さんの「就職活動と採用活動の現状と未来」というお話しを伺いました。その発表資料はじきに学術会議のHPにアップされると思いますが、それととともに佐藤さんの近著『<就活>廃止論』(PHP新書)も配布され、それをちらちらと読みながらお話を伺う感じになりました。

佐藤孝治さんはご自分のブログを持ち、またtwitterもされているようなので、わたしが紹介するよりそちらを見ていただいた方が早いでしょう。

http://koji.jobweb.jp/

アマゾンによれば、

>日本の新卒学生を取り巻く「就職活動=シューカツ」が変わろうとしている。
右肩上がり経済を前提にした終身雇用、年功序列システムが崩壊しつつあるからだ。
依然として新卒一括定期採用にとどまっているから、<就活>の現状は問題山積なのである。
組織が変わるなか、就職・採用において学生・企業は何を重視すべきか?
エリート学生の就活力が落ち、東大卒が以前より使えなくなったのはなぜか?
企業が本当に欲しい優秀人材の特徴と、そうなるための方法とを、就職採用活動支援のエキスパートが解説する。

○第1章 「就活」の時代は終わった
○第2章 「就活」の<ステップ0>
○第3章 なぜ学生は就職できないのか
○第4章 出現率五%の優秀人材になる方法
○第5章 できる人材は自分で作れ
○第6章 就職活動への提言
○第7章 次世代へのアクション

ということです。

分科会メンバーとの詳しいやりとりはそのうち公開される議事録をご覧くださいですが、わたくしが若干嫌がらせ的に因縁を付けた点だけ。

>「出現率5%の優秀人材になれ」というのは、学生や企業を相手にするミクロの商売の宣伝文句としてはもっともだけれども、マクロ社会的には意味がない。みんなが5%以内になれることはあり得ないので、みんな(あるいは少なくとも大部分)が一定水準をクリアできるようにするには、という風に問題を設定しないと、政策論にはならない・・・。

いや、もちろん、マクロの議論をするべきは佐藤さんの側ではなくて、我々の側であります。そのために参考になる論点を佐藤さんから提示していただくことに意味があるのであって、これは単なる因縁つけです。

佐藤さんの<就活>廃止論からの具体的な提案はこういうものです。

提案1 「選考試験」は大学1年生からスタート

提案2 優秀者には複数年入社パスを発行

提案3 学生の入社意思表示は大学4年の10月に

提案4 選考試験フィードバックの実施

提案5 新卒通年採用、毎月入社

新提案 (就職活動は大学卒業後に開始)

詳しくは上の新書に書かれていますので、ご参考までに。

(追記)

佐藤さんご自身によるtwitter上での報告:

http://twitter.com/kojisato515/status/8847025593

>>午前中に日本学術会議での講演「就職活動と採用活動の現状と未来」が無事終了できました。ジョブウェブの活動を通じて感じている問題意識をお話をさせていただきました。トップ層の学生ではなく、そのた大勢の大学生への支援をどうするべきかというご質問を頂きました。

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