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2010年2月26日 (金)

『イギリス労働法の新展開』

4792332656 「石橋洋教授 小宮文人教授 清水敏教授 還暦記念」の論文集、イギリス労働法研究会編『イギリス労働法の新展開』(成文堂)をお送りいただきました。ありがとうございます。

この論文集、コリンズやディーキン&ウィルキンソンらの労働法理論から、労働党政権によるさまざまな法政策の分析まで、幅広く取り扱われています。成文堂のHPに大変詳しい目次が載っていますので、それを引用しますと、

はしがき
第1部イギリス労働法の新たな理論動向………………1
第1章イギリスにおける新たな労働法パラダイム論
―H. Collinsの労働法規制の目的・根拠・手法論
………………………………………………………唐津博…2
第2章イギリス労働法の新たな動向を支える基礎
理論と概念
―システム理論,制度経済学,社会的包摂論,
Capability Approach― ……………………石田信平…36
第3章イギリスにおける被用者概念の新たな展開
―労働法の適用対象画定における当事者意思の取扱いに
ついて―………………………………………岩永昌晃…66
第2部イギリス労働法制の整備と進展…………………87
第4章イギリス労働法制の検討と分析
……………………………………………………小宮文人…88
第5章イギリスにおける最低賃金制度と稼働年齢
世帯への最低所得保障……………………神吉知郁子…127
第6章1998年公益情報開示法をめぐる裁判例の動向と
運用状況
―1998年公益情報開示法制定から10年を経て―
……………………………………………………國武英生…169
第3部イギリス雇用契約論の新たな展開………………191
第7章労働関係の変容とイギリス労働法理論・
雇用契約論の展開…………………………有田謙司…192
第8章コリンズの雇用契約論
―雇用契約の意図的不完全性とデフォルトルールを中
心として―…………………………………石橋洋…207
第4部イギリス労働法の新たなキー・コンセプト
……………………………………………………………………227
第9章ニュー・レイバーの労働立法政策とその特質
―現代イギリス労働法のグランド・デザインと規制対
象・方法の分析のために―……………古川陽二…228
第10章労使関係における協力とパートナーシップ
―コリンズの示唆するもの……………………清水敏…260
第11章 職場における人権―シティズンシップの一内容
……………………………………………………藤本茂…274
第12章社会的包摂と差別禁止法…………………長谷川聡…297

労働法理論についていえば、たとえばコリンズの理論がルーマンの社会学に基礎を置き、ディーキン&ウィルキンソンの理論が制度派経済学に基づいているというような、労働法と社会諸科学とのよきつながりがイギリス労働法には見られるのは興味深い点です。

また、全般にわたって、EU労働法の影響がきわめて大きいということもよくわかります。

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